続きを読む日本の銀行が預金で集めたお金を価格変動リスクの高い金融資産で運用する姿勢を強めている。2018年度は外国債券が買い越しに転じ、買越額は6兆6千億円と8年ぶりの大きさになった。投資信託や不動産ファンド
出展:銀行運用、リスク資産に傾斜 外債買越額8年ぶり高水準 | 日本経済新聞 電子版
記事の要点
- 日本の銀行が預金で集めたお金を価格変動リスクの高い金融資産で運用する姿勢を強めている
- 2018年度は外国債券が買い越しに転じ、投資信託や不動産ファンドの保有残高も膨らんでいる
- 低金利政策の影響で貸出業務の収益回復が見込めないことが原因
- 不動産では足元で融資を抑制しているのに、不動産投資信託(REIT)への出資は増えている
インターネットユーザーの声
「REIT市場の好調は、このような銀行の消去法的な選択によって支えられてます。将来何がきっかけで変調が訪れるのか、不動産投資信託(REIT)を中心とする不動産ファンドへの銀行の出資残高は、18年9月末時点で約2兆4千億円と前年同月比17%増えた。 過去5年間では2.8倍に膨らんだ」といった反応、感想が上がっている。
記事へのコメント
日銀による超低金利政策は、銀行にとっては辛いでしょう。貸出業務で収益が出せないなら、価格変動リスクの高い金融資産で運用という流れになってしまうのも致し方ありません。近年は不動産投資信託(REIT)が好調な理由は、これが1つの要因となっていたのですね。ただ、足元で融資を抑制しているのが謎です。収益を出すためには、自分たちで不動産物件にも融資すればいいはず。リスクがあるのはわかるが、収益を出すためにはある程度のリスクは覚悟すべきでしょう。By 匿名ユーザー
銀行にとって厳しい時代がやってきましたね。不動産ファンドが好調な理由に納得です。銀行が運用する先として、不動産投資信託(REIT)などを選択していたのですね。確かに、低金利では貸出業務での収益回復は無理でしょう。それだけに、他の金融資産での運用により、収益化を図るのは当然の流れです。それでも、不動産融資を積極的に行えば、収益化ができそうなのにな。リスクはあるが、そこを判断するのが銀行の役目ではないでしょうか。By 匿名ユーザー
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