現代の生活にはもはや欠かせなくなっているスマホ。
仕事にも私生活にも必要不可欠となっています。
電車に乗ると一人の方はだいたいスマホを見ています。
テレビを見ている人、動画を見ている人、ゲームしている人、LINEなどで連絡を取っている人と様々ですが、だいたいスマホに夢中です。
電車を降りても携帯から目を離さない人もいます。
道路を歩いていても携帯を見ながら。
なかには自転車に乗りながら携帯で話したり、それどころか画面を見ている猛者もいます。
法律的にも違反行為ですが自動車を運転中に携帯を見ていて事故を起こすケースもよく耳にします。
これは誰でも一度は聞いたことのあるフレーズだと思います。
先日テレビで衝撃的なニュースが流れていました。
踏切内にてお若い女性の方が事故にあって亡くなったという事でした。
踏切の「なか」です。
「いったいどうして?中にいたのか?」
この女性はスマホの画面を見ながら道路を歩いていました。
すると踏切が鳴りはじめたのです。
当然踏切の遮断機は下りてきます。
この女性は一つ目の遮断機が下りてきたのに気づいていませんでした。
そのまま一つ目の遮断機が下りる前に踏切内に突入し、踏切の遮断機が下りてきたので遮断機の前に止まって電車が通り過ぎるのを待っていたのです。
しかし、彼女は踏切の「中」にいる事に気付いていません。
よほど重要な用事があったのか、スマホに夢中で降りて来た遮断機が踏切の外のものだと思い込んだまま踏切内に留まり、そのまま帰らぬ人となりました。
お若いのにこんなくだらない事で人生を終える事になってしまいました。
信号や車、電車のホームなど、一歩間違えれば取り返しのつかない事故につながる可能性もある歩きスマホ。
私も一度、大きな下りのエスカレーターに乗ろうとして、スマホを見ながら昇り側のエスカレーターに突っ込んでいこうとする女性を大声で止めた事があります。
あのまま突っ込んでいれば怪我では済まなかった可能性もあります。
よほど恥ずかしかったのか女性は走って逃げていきました。
良くも悪くも私たちを「夢中」にさせるスマホですが、こんな取り返しのつかない事故をおこさない為にも「歩きスマホ」にはみなさんもあらためて十分に注意してくださいね。