投資する理由を見つける人と投資しない理由を見つける人

投資する理由、しない理由

 

投資の話をしていると、投資をするのに

●「ここに勝算があるから投資するべき」と投資するための理由を見つけて話をされる方

●「今は割高なのでは?また下がるのでは?」と投資しない理由を探す方

に意見がわかれます。

 

不動産投資における投資する理由、投資しない理由

不動産投資でいえば、今は不動産価格が上がっているから割高な今は買うべきではないという方もいます。
逆に金利が安い今のうちになるべく使える融資は活用すべきという方もいます。

コロナで人が都心から出ていって空室が増えるからどんどん家賃が下がるのでは?と投資を諦める方もいますし、不動産投資は景気の影響を受けず家賃は安定して取れるから投資すべきという方もいます。

 

投資のリスクと商売のリスク

投資をしない理由を見つけるのがうまい人は、結局投資していません。

投資する理由を見付けるのがうまい人は投資で利益も出ています。

単純にこれを会社の社長さんだと考えてみてください。

商売の勝機が見出だせない社長のいる会社であなたは働こうと思いますか?

 

リスクは必ず存在する

リスクは商売でも投資でも必ずあります。

問題はそのリスクヘッジができるか?
また、リスクを負って余りある利益が存在するのかということです。

「リスクがある」ということだけ見るなら誰も投資できません。
リスクをどう緩和するか、利益はどこにどれくらいあるのか、そのバランスはどうか?

これが全てです。

投資でも商売でもリスクという一部だけを取り上げたら誰も魅力は感じませんし、やろうとは思いません。
正直これは本人の胆力もあると思います。

人によってサラリーマンとしてずっと人に使われることをリスクと感じる人もいます。
逆に独立して商売することを怖いと感じる人もいます。

どちらも否定はしませんが、自分という枠組みを超えて、物や人、会社に投資をする場合はその商売や投資のどこに勝機があるのか、どこにどれくらいのリスクが存在するのか全体像を捉えて判断する必要があります。

 

まとめ

もし、皆さんの中に一部だけを切り取って見る癖があるなと感じる方がいれば、できる社長さんならどう考えるかな?と想像する癖をつけてみてください。

少し考え方が変わると思いますよ。

 

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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