┃熱中症になりやすいのは現代っ子って本当？？
熱中症対策がよくテレビ等で取り上げられるようになってから、熱中症対策商品が多くなりました。
最近特に昔と変わったところというと、基本的に水分も重要ですが、ミネラル分が不足すると熱中症になりやすいという事で、塩分の補給が出来る飴やドリンクが増えました。
この熱中症、実は現代の方がかかる人が多いそうです。
なぜなのでしょうか。
実は人間は２歳までに必要な汗腺の数が決まるといわれています。
この間にあまり外気に触れず、エアコンの中で育つと汗腺の数が十分に増えずに、体温調節がうまく出来ない大人になってしまうのだそうです。
結果、熱中症にかかる人が増えるという事につながっているそうです。
最近ではコンビニなどでサプリメントも買う事が出来るので、偏った食事などにより自身が足りないと思うミネラルなどを積極的に補給できるようになりました。
熱中症対策商品もいろいろ出てきて、ドリンク、ゼリー、飴、スプレー、携帯型の扇風機などその商品も多岐にわたります。
上手に使って熱中症にならないようにしましょう。
inゼリーエネルギーレモン味塩分プラス(森永)
┃対策商品に頼りすぎると危険？
ミネラルは基本的に体の中で作ることが出来ないものばかりなので、食事から摂るしかありません。
しかし、このミネラルは摂りすぎれば逆に体に異変をきたします。
ビタミンC等は取りすぎても尿と一緒に排出されるので、多少取りすぎても問題はありません。
しかし、コンビニなどで売られているサプリメントの中には取りすぎると身体によくない物も多く含まれます。
ミネラルの効果は意外にもその効果が立証されているものは少なく、医学的にも身体への影響も実ははっきりしていないものが沢山あります。
サプリメントとして商品棚にならんでいれば、食べると身体に良い印象があるかも知れませんが、そうとは限りません。
何よりも自然に食事からバランスよく栄養を取るのが基本です。
ダイエットなどでも、極端な方法は必ず体に悪い影響を与えます。
例えば、鶏肉のささみはダイエットに良いとよく言われますが、実はプリン体が多く含まれ、痛風になる可能性を高めてしまいます。
ちなみに、鳥の肝は非常にプリン体が多いので、尿酸値の高い方は気を付けてください。
ダイエットに夢中になるあまり、ささみばかり食べ続けて痛風になってしまっては本末転倒です。
身体に良いものであるかどうかは、あくまでも本人の使い方次第なのです。
サプリメントやミネラル分の取れる熱中症対策商品もありますが、良い食事、適度な運動、睡眠など、基本的な事がバランスよくできていればサプリメントは本来必要ありません。
身体に良い物かどうかは自身の判断になりますが、忙しい人も偏った食事や、運動不足の身体をサポートしてくれる健康食品は一見すれば便利です。しかし使い方を間違えれば逆効果になることもありますので、良く調べて適度な量の使用を意識した方が良いですね。
ここにご紹介した熱中症対策商品は、塩分の入った飴とドリンクです。
アクエリアスは凍った状態で販売していますので、炎天下で長時間外出する際は便利そうです。
最近ではゆるキャラの着ぐるみに入っている方が熱中症で亡くなってニュースになっています。
私の知り合いでも熱中症にかかって、身体の後ろ半分の筋肉がほとんど溶けてしまって、大変な重体に陥った方もいます。
皆さんも外出の際は油断せず、お身体には十分気を付けてくださいね。
現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。
現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。
