火災保険の仕組みには実は穴がある??

2019/10/10

保険効果

マンションの火災保険には、実は大きな穴があるのです。

というのも、これはマンションだからこその内容なのですが、マンションは共同住宅である為、上の階、下の階にもお部屋があります。

 

 

 

そこで問題が起こる可能性があるのが、水漏れ事故です。

 

 
┃水漏れ事故、他のお部屋の被害はどうなるの?

 

この水漏れ事故、いかにも火災保険で対応できそうな内容ですが、実はご自身のお部屋の床下の水道管から水が漏れ、下の階に水が漏れたとすると意外にも大きな負担になる費用が発生する可能性があります。

 

 

 

これは私の経験した実例ですが、そのお部屋は3階のお部屋だったのですが、お風呂の水道管から水が漏れ、階下のお部屋からクレームが入りました。

 

これが運が悪い事に下のお部屋が空室で、賃貸の募集中だったために、漏水の発見が大幅に遅れ、私が現地を見た時には下の階のお風呂の天井に水が溜まり、天井がたわんで下に下がって大きく形状が変わってしまった後でした。

 

更にそこに収まらなくなった水が周りの壁に浸透し、壁紙に濡れ染みができ、濡れたことで壁紙がはがれてきていました。

 

見る限り水漏れとしてもかなりの大ごとです。

 

 

 

この水漏れについて火災保険で修繕費用を補填できるか問い合わせたところ、どんな返事が返ってきたと思いますか?

 

 

 

実は火災保険は自分の所有しているお部屋の火災保険であって、他のお部屋の費用は負担できないとのこと。

 

そうなると、下の階のお部屋のオーナー様に火災保険を請求してもらうしかなくなります。

 

しかし、階下のオーナー様からしてみれば、上の階のお部屋のせいで被害を受けているので、そちらで費用を負担してもらうのが当たりまえで、自分が火災保険を請求するのはおかしいとのこと。

 

困りました。。。

 

確かにその方の言い分には一理あるので、そこを何とかと一生懸命話はしましたが取り合ってもらえません。

 

こうなると、火災保険が適用にならない場合、上の階のオーナーがその被害の負担をすることになってしまいます。

 

 

 

 ┃他のお部屋に被害を及ぼす事故の対応法

 

では、このようなケースを考えた場合に、やりようがないのか?

 

実はこのリスクは別の保険に入ることでリスクヘッジできます。

 

 

 

普通の火災保険では補填できない範囲の、他の共有部の設備や、他のお部屋に損害を与えてしまった場合の火災保険が付保できるのです。

 

 

 

しかも費用は意外と安く、保障の内容もかなり充実しています。

 

金額においても、1憶円まで負担してくれます。

 

 

 

大きな水漏れがあったとしてもここまで費用がかかる事はまずありませんので、保障の金額的には十分です。

 

 

 

最近私の勤めている会社では、この火災保険を、オーナー様が物件を購入する際に最初から必ず付けて販売しています。

 

数としては少ないですが、会社の中でも数件はこういった水漏れによる事故により、オーナー様の負担がでる事案がいくつか確認されていた為です。

 

 

 

この保険の費用は10年で5,000円程度です。

 

5,000円で大きな事故に対して【安心】が買えるのであれば安いですよね。

 

 ┃意外と付保していない地震保険

 

私が知る限り、投資不動産の購入に当たって、地震保険をかけているオーナーさんは非常に少ないと思います。

 

他社で物件を購入されている方はそのほとんどが地震保険はかけていません。

 

 

 

弊社では地震保険は購入当初、ローン残高が多いうちは、必須でかけて頂いています。

 

更にこの施設賠償責任保険を付保することで、不動産に起こり得る建物の中で起こる突発的な事故はほとんどが保険によりカバーできることになります。

 

 

 

多少のコストがかかるにしても、不動産運用は長期的な運用ですから、長い時間の中でのこととなれば、私ならコストが多少かかっても安心を選びます。

 

 

 

想定外の事故により、将来の為にせっかく悩んで始めた投資が、生活を脅かすようなリスクを持つことにならないように、こういった安心材料は多ければ多いほどいいですよね。

 

 

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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