不動産の賃貸需要はどれほど地域によって差があるのか??

2020/03/07

物件の選び方

賃貸需要を元に運用するマンション経営は、家賃収益の元になる賃貸需要があってこそ成り立つ運用です。

 

 

いくらいい建物を所有しても、そもそも需要がなければ意味がありません。

 

リフォームをしようが、値引きしようが、需要がないのであれば意味がないのです。

 

 
┃賃貸需要を調べる方法

 

では、この賃貸需要はどれほど地域によって差があるのでしょうか?

 

これは調べるのが非常に簡単です。

 

同じ建物条件を入れて検索をしてみて、場所ごとにどれくらいの件数の募集中の物件がヒットするかを調べればいいのです。

 

現在募集中の物件が多ければ多いほど、競合する物件が多く、賃貸が付きにくいという事になりますし、競合がなければ賃貸が付きやすいということになります。

 

 

 

では具体的にその違いを検索して検証してみましょう。

 

 

 

検索条件は以下の通りです。

 

 

 

駅徒歩10分圏内

 

築年数30年以内

 

30平米迄

 

家賃10万円以内 管理費込み

 

間取り 1K 1R

 

上記のアパート、マンション

この条件でインターネット上の賃貸物件検索サイトで探してみました。↓

 

 

赤坂賃貸検索結果

北小金駅賃貸検索結果

 

常磐線沿線の北小金では161件が検索条件にヒットしています。

 

一方赤坂駅の周辺では、同条件なのに4件しかヒットしません。

 

 

 

単純に同じような条件の建物を持っていたとしたら、赤坂の物件を所有していれば、たった4件の競合に勝てばいいということになります。

 

北小金ではそれが161件競合がいるわけです。

 

 

 

同じ予算の入居者のなかでかなりの数の競合と戦って入居者を獲得しなければならないということになるでしょう。

 

北小金は私が昔住んでいた町で、実は常磐線の中では家賃相場が一番安いのです。

 

実際住んでみて住む分には全く不便はありませんでした。

 

スーパーやコンビニもあるし、比較的電車も座れる傾向があり、通勤にも便利でした。

 

しかし、賃貸用のマンションを持つなら、高い家賃を安定して取れるエリアの方が、空室や競合物件のないエリアにもてば投資効果が結果的に高くなります。

 

 
┃自分でも一度検索してみてください!

 

同じ条件で検索してもそれぞれの場所によってこのように違いが出てきます。

 

比較的検索件数が多くヒットするエリアは需要が低く、空室になり易いという事です。

 

当然その分賃料が入って来ない期間が相当に発生する事になります。

 

競合が多いエリアであれば賃料を下げて他の物件と条件を差別化するなどの対策が必要になる為、賃料も下がる傾向が強くなり収益が落ちる事が想定されます。

 

 

 

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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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