地域ごとのワンルームの価格の下落について検証!

 

 

都市ごとの下落率

┃ワンルームマンションの価格の下落について

購入するときの価格は決まっているので、いくらで買うかはわかりますが将来売りに出した時に、5年後、10年後、20年後と時間が経過した際どれだけ価値が下がるものなのか。

これはなかなか正確なイメージを持つのが難しいと思います。

 

もちろん場所によって価格の値下がり率は変わりますので、場所が良いほど物件価格は下がりにくくなります。

 

では実際にどれくらい下がるものなのか、場所ごとに比較して検証してみましょう。

 

ここではわかりやすくする為に建物の条件は固定して比較してみます。

建物条件はだいたい25㎡前後のワンルームマンションです。

比較事例は事例により多少差がありますが、築5年、築10年、築20年、築30年です。
レインズ上の実際の成約データより抽出して検証してみました。

┃実際の販売成約価格データ

東京

麻布十番駅 徒歩10分圏内

築5年 3,950万円

築15年 2,600万円

築20年 2,330万円

築30年 2,000万円

 

神奈川

川崎駅 徒歩10分圏内

築5年 2,050万円

築10年 1,460万円

築20年 860万円

築30年 780万円

 

福岡

天神駅 徒歩10分圏内

築7年 1,300万円

築16年 990万円

築20年 680万円

築33年 450万円

 

結果は見ての通りですが、当然東京の物件の価格が一番高く、価値の下落も少ないという事になります。

東京は築30年で約半分、川崎は約3分の1、福岡は4分の1が目安です。

築年数による価格の下落も影響を最も受けにくいとの結果です。

 

東京は麻布十番周辺にはほとんど新築が建つ事がなくなっている為希少価値が高く、新築は中古に比べて割高になっていますが、築10年位経ってからはあまり価格が下がらなくなっているのがわかると思います。

 

日本全国、土地と建物が付いていればどこでも不動産投資は成り立ちそうに見えます。

東京だと価格は高く、利回りも低い。

地方だと価格は安く、利回りは高い。

 

しかし同じ様に資産を買い付けて35年間運用した場合35年後に残る資産価値は全然違います。

価格が安いという事は需要が少ないということです。

単純に人気がないということなのです。

 

福岡市の人口は153万人です。

東京23区には963万人が生活しています。

 

需要の濃さ、規模が東京だけは地方とは全くの別物です。

 

現在も人口が毎年9万人近く増え続けている東京都と、すでに人口が減り始めている福岡。

 

価格の推移が今後どうなっていくのか、想像に難くありません。
同じ広さのマンションだったとしても、福岡なら麻布十番の半分以下の賃料しか取れません。
単純に広さ当たりの投資効率を考えれば麻布十番の方が効率が良いということです。

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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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