湯沢の新築3000万円物件が「ほぼゼロ円」の現実 | 不動産

2019/05/10

業界ニュース ,

ホイチョイ・プロダクション原作の映画『私をスキーに連れてって』が公開されたのは、1987年の11月。世の中は、あの平成大バブルの絶頂に向かって盛り上がっていた。また、スキーブームにも沸いていた。東京に住む…

出展:湯沢の新築3000万円物件が「ほぼゼロ円」の現実 | 不動産 | 東洋経済オンライン
続きを読む

記事の要点

  • バブル時代に湯沢エリアには約1万5000戸分のリゾートマンションが建設された
  • リゾートマンションの現状は悲惨であり、資産価値はほぼゼロ
  • 湯沢町のリゾートマンションには高齢者が多く、まるでデイサービス施設のようになっている
  • リゾートマンションは維持費がかかり、手放したいと考えている所有者が多く粗大ゴミ同然の存在
  • 築30年以上になる老朽マンションも多く、湯沢エリアのリゾートマンションは廃墟化にあらがえるのだろうか

インターネットユーザーの声

「湯沢町にはよく行ってたので、気になってたリゾートマンション群。 町の運営とか色々考えさせられる。」、「凋落するバブル時代のリゾートマンション。 空き家も増える中、今が不動産バブルだったとしたら、将来関東郊外でも同じような現象が起こるかもしれない。」、「人口減少は、しばらくは止まらない。 不動産業はいろいろと、パラダイムを転換しないとダメ。 中国人に買われまくると、後が大変になります。」、「これから益々この手の物件増えそう。」、「本当に厳しい。」、「『私をスキーに連れてって』いい時代でした(´ω`)。 おそらくタダでも捌けないでしょうね。」、「ちなみに、新潟に行く時に新幹線乗ると、「なんでこんなところで止まるねん」っていう駅もセットでその辺はたくさんあるから、本当にすごい時代だったんだなぁ…と思う。」、「イソ弁時代にたーくさんやりました、この手の案件。 法的にはもっと入り組んでいますのよ。 」、「湯沢はバブルそのものの風景が残ってるので、もう少し寝かせておけば、文化的な魅力が出てきそう。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告まさにバブル時代の「負の遺産」って感じですね。当時3000万円したリゾートマンションが、今やほぼゼロ円というのが現実。しかし所有していれば、維持管理費が必要です。そう考えれば、むしろマイナス物件と言っても過言ではないでしょう。悪徳業者も暗躍しているようだし、マイナスでしかない。上手に活用できればいいけど、それは難しいだろうね。今後は廃墟化してしまうかもしれないが、それも時代の流れではないだろうか。By 匿名ユーザー

問題を報告バブル時代は湯沢エリアのリゾートマンションは、とても栄えていたことでしょう。しかし、バブル崩壊してからは、凋落の一途を辿るのは致し方ないことでしょう。そもそも、リゾート地のマンションに不動産価値を見出したことに無理がある。リゾートマンションの凋落ぶりは、湯沢エリアだけではないはずだ。様々なエリアのリゾートマンションが、衰退していっていることでしょう。そんなリゾートマンションたちが、今後どうなっていくのか注目だ。放置されてしまえば、まちの治安にも影響を与えるかもしれないので心配だ。By 匿名ユーザー

この記事へコメントする

監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

PAGE TOP