同意なき合併提案、REITで初 規模拡大で成長力強化

2019/05/15

業界ニュース ,

上場不動産投資信託(REIT)のスターアジア不動産投資法人の運用会社は10日、さくら総合リート投資法人に対して2つのREITの合併を提案したと発表した。さくら側とは事前に同意しておらず、日本のREI

出展:同意なき合併提案、REITで初 規模拡大で成長力強化 | 日本経済新聞 電子版
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記事の要点

  • REITのスターアジア不動産投資法人の運営会社がさくら総合リート投資法人に2つのREITの合併を提案
  • 事前に統合についての同意はなく、日本のREIT市場では初の事例
  • 不動産価格の上昇で物件取得が難しくなっており、規模の拡大で運用効率を高める狙い
  • さくらの運用会社は「コメントすることはない」と述べている

記事へのコメント

問題を報告事前の同意なしでの統合提案はREIT市場では初だが、悪いことはないと思います。スターアジア不動産投資法人が提案し、それをさくら総合リート投資法人が同意するのかどうかというだけ。お互いにとってメリット・デメリットどちらもあるでしょう。しかし、メリットが大きいと判断してスターアジア不動産投資法人は提案しているはず。あとは、さくら総合リート投資法人もメリットを感じるのかどうかだ。これで同意して統合すれば、REIT市場では統合が増えるかもしれないので注目ですね。By 匿名ユーザー

問題を報告REIT市場だって世の中の流れによって変化しているのだから、規模の拡大によって対応するのは自然の流れですね。事前合意なしでの提案とのことですが、特に問題はないはず。むしろ、事前合意なしで統合提案するのが一般的になれば、情報がオープンになってよい気がします。また、これが一般的になれば経営の緊張感が高まるはずであり、プラスの効果も期待できます。それだけに、まずはスターアジアとさくらは統合することになるのか注視するべきでしょう。By 匿名ユーザー

問題を報告スターアジアがさくらの投資口を保有していたようですので、裏では計画的に動いていたのでしょう。これで実際にスターアジアとさくらが合併して実質的支配権がスターアジアにあるとなれば、他REIT運営会社としてもいつ会社が吸収合併されてしまうかわからない、といった危機感が生まれます。統合が円満に進めばいいですが敵対的買収の可能性もなくはないでしょうから、結果に注目ですね。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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