ユニゾ、HISのTOBに対抗策 ソフトバンクG系と組み

2019/08/19

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旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)から敵対的TOB(株式公開買い付け)を受けている不動産会社ユニゾホールディングス(HD)が、対抗案を検討していることが16日分かった。ソフトバンクグループ傘下の投

出展:ユニゾ、HISのTOBに対抗策 ソフトバンクG系と組み | 日本経済新聞 電子版
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記事の要点

  • 旅行大手HISから敵対的TOBを受けている不動産会社ユニゾホールディングスが対抗案を検討
  • ソフトバンクグループ傘下の投資ファンドと組み、HISとは別にTOBを実施する方向で最終調整
  • HISが提案している1株3100円を上回る条件でTOBを実施し、全株取得で非公開化を目指すもよう
  • 成功すれば保有物件の収益性向上や資産売却などを後押しすることになるとみられる
  • M&Aが多様化する背景にはコーポレートガバナンス改革があり、今一般株主が不利になりがちなM&Aに関するルールが整備されたから

インターネットユーザーの声

「SBが不動産投資ファンドを所有してるとは知らんかった。 不動産テックというわけでもないし何が狙いなんだろ。 完全なる純投資? 」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告HISとしては、不動産事業の拡大という目的の達成のためにはユニゾホールディングスのM&Aは成功させたいでしょう。しかし、その対抗案としてソフトバンクグループ傘下の投資ファンドと組まれたら、正直厳しいのではないでしょうか。逆に、ユニゾホールディングスとしてはチャンスですね。HISのTOB不成立を狙うだけでなく、ソフトバンクグループ傘下の投資ファンドとのTOBが成立すれば収益性向上や資産売却はしやすくなるなどのメリットがあります。どんな展開になっていくのか楽しみです。By 匿名ユーザー

問題を報告不動産会社ユニゾホールディングスがHISから敵対的TOBがあったことは知っていたのですが、対抗としてソフトバンクグループの投資ファンド・フォートレス・インベストメント・グループと組むとは思わなかったです。HISの提案を上回る条件でTOBを実施するということなので、こちらのTOBが成立しそうですね。不動産業界やREIT業界でも頻繁にM&Aなどが行われるようになっており、どう変化していくのかに注目しておくべきでしょうね。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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