続きを読む政府が「所有者不明土地」対策を本格化させている。所有者不明土地は誰が所有しているのかが分からない土地で、相続の際に親の家や土地の名義変更をせず、長年放置することなどで発生する。政府は不明状態になった土地の相続人の割り出しを始めたのに続き、通常国会に相続登記を義務化することなどを柱とする法案を提出する。成立すれば2023年度から順次施行するとみられる。親の家をどう相続するのかを早めに対策を練る必要
出展:相続空き家、放置は禁物 登記義務化23年度にも | 日本経済新聞
記事の要点
- 政府が所有者不明の土地の相続人を戸籍などから調べ、登記を促す事業を18年度に始めた結果、20年末時点で約5万人の相続人が判明。法務局から「長期間相続登記等がされていないことの通知」を受け取る人が増えている。
- 政府が所有者不明土地対策の関連法案を3月上旬に国会に提出する。主なポイントは土地・建物の相続登記の義務化と3年以内の登記期限を設けること。遺産分割協議に期間を設けること。土地所有権の国庫帰属制度の新設。
- 所有者不明の土地は既に九州の面積より広い410万ヘクタール、7割弱が「相続登記未了」で、3割強が登記後に転居などをして届け出ない「住所変更登記未了」
インターネットユーザーの声
「相続での空き家の長期放置が多い。空家問題が深刻化していることから政府も対策に乗り出す。まず相続登記を義務化する。これにより誰が今の所有者になっているかわかる。法案が成立すれば23年度から順次施行するという。 相続人も対策が必要だ。」といった反応、感想が上がっている。
記事へのコメント
政府が相続登記などを義務化するのは、所有者不明土地問題が深刻なためだ。n少子高齢化の日本は相続問題は加速していきますね。By 匿名ユーザー
じぇぴりー先祖が相続登記をせず、ある日知らない土地の「長期間相続登記等がされていないことの通知」が届いたら驚きますねーBy じぇぴりー(公式)
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