都内の値上り最強マンションランキング!!!
一口にマンションといってもピンからキリまであります。
中でも値上がりするマンションは都内でも限られています。
今回は最強マンションランキングと題して、リクルート監修の値上がりランキングと題して発表しているので、都内のマンションの内どんな物件が人気があり、価格が上昇しているのかを見てみましょう。
ただし、ここで挙げるランキングはどれも都内の港区や渋谷区の超好立地、超ハイグレードなマンションがほとんどです。
要は普通のサラリーマンには到底手が出ない物件がほとんどです。
億を超える価格の物件をフルローンで購入しようと思えば年収で1,500万円位ないと都市銀行ではローンが組めません。
東京都の平均年収は615万円です。
まずほとんどの方は買う事ができません。
結果ここに挙げる億超えの高級マンションは富裕層の方、高額所得者の方、資産家の方などが購入者となるため、あぶく銭で市場が回っている世界観となります。
好景気となると株などの投資の恩恵を受けてあぶく銭が出回ります。
結果富裕層を対象としているこういった高級物件は価格が敏感に反応して高騰します。
バブル崩壊後、株価がここ週十年の中でも一番高騰している現在は価格も高騰してきています。
一般の方の年収平均はほとんど変動していませんが、投資家、資産家の資産状況は大きく好転しているということです。
1位 パークマンション南麻布 2004年 分譲時価格 1億6200万円→3億3763万円
2位 ウェリス代官山猿楽町 2013年 分譲時価格 1億3908万円→2億7584万円
3位 ブリスベージュ神宮前 2010年 分譲時価格 1億2798万円→2億4799万円
4位 ザ・ハウス南麻布 2003年 分譲時価格 1億152万円→1億8957万円
5位 グランドメゾン恵比寿の杜 2002年 分譲時価格 8767万円→1億5423万円
と続きます。
価格を見て頂くとわかる通り、購入時から約2倍程度の価格に資産価値が跳ね上がっています。
しかしどの物件も購入時の価格は億近い金額となり、通常サラリーマンの所得では買えない物件ばかりです。
あくまでもアッパー層に人気の物件のラインナップです。
このグレードの物件はどれも賃貸に出すための投資物件としては不向きです。
価格に対しての賃料設定は割安となり、利回りが低くなることが多くなります。
利回りが低い分、価格が今後も上昇すればいいのですが、そうも言いきれません。
また、価格は景気に応じて乱高下する傾向が強い物件ですので、リーマンショックの様な大きな経済ショックがあると価格が大きく下がる事もあり得ます。
建物のグレード感、立地などは日本でも最高位の建物ですから無価値には絶対にならないとしても、価格のブレ幅が大きい事には注意が必要です。
現在は価格が比較的ここ30年では高騰している時期なので購入価格より価格が下がる想定も購入時には必要となるかも知れません。
こういったグレード感の建物を投資目的で購入する場合は、株などと同じで安い時期に購入する事が条件となります。
ここ30年で不動産が安かった時期はバブル崩壊後、リーマンショック直後、東日本大震災の直後の三回です。
経済が混乱し、景気が低迷している時期に資産余力があり、購入できる胆力が必要となるため、現実的にはなかなか難しいということです。
しかし、文京区等の3000万円~7000万円前後までの物件は景気の変動の影響をほとんど受けていません。
どの時代でも安定して住宅としての資産価値を保っています。
大きく値上がりする事も少なくはなりますが、景気に煽られて大きな損失をかかえる可能性もほとんどありません。
選ぶ立地、建物、購入層によって需要の高さや、資産価値の変動にも大きな違いがあるので、このランキングでトップの物件を購入していれば損をしないという考え方は全くもって間違っています。