皆さんイベリコ豚というのを知っていますか？
意外と日本ではレストランでよく使われる様になって知っている方も多いのではないでしょうか。
イベリコ豚とはなにかというと、スペインのイベリア半島で作られる豚の品種の事をいいます。
その中でもスペイン政府に認証を受けている特定の品種がイベリコ豚として流通しています。
主にどんぐりを食べて育つとよく紹介されますが、イベリコ豚とは品種のことであって、どんぐりを食べているとは限りません。
どんぐりだけを食べているものは最上級のイベリコ豚で全体の10％程度のベジョータと呼ばれる物をいいます。
どんぐり以外の物を食べているものはセボと呼ばれ別物として扱われますがどちらもイベリコ豚です。
今回はこのイベリコ豚がなんとスーパーで安売りしていたので使ってみました。
水分が少なく繊細な赤みが特徴のイベリコ豚は濃厚な脂身も風味がよく美味です。
● イベリコ豚 ２切
● ミックスナッツ 今回はアーモンドとピーナッツ おつまみ用でコンビニで買えます
(クルミや松の実、カシューナッツでも代用できます)
● ローズマリー ２本
● 白ワイン 50㏄
● シェリービネガー 30㏄
● ブロッコリー 1/2房
● ヤングコーン 6本
【１】
イベリコ豚に両面、軽く塩、コショウをします。
フライパンにオリーブオイルを入れて温めます。
そこにバターを加えて溶かします。バターだけだと焦げやすくなります。
泡が立ってきて泡が小さくなってきます。
バターの水分が飛んでいくのですが、ここが焼く材料を入れるタイミングです。
【２】
イベリコ豚を入れてゆっくりと焼いていきます。
火が強くなり過ぎない様にこまめに調節しながら両面返しながら焼いていきます。
【３】
半分くらいまで焼けたらニンニク、ローズマリーを投入します。最初から入れると焦げます。
ニンニクは切った面を下にしましょう。
色付いて焼きあがったらお肉を取り出し先に皿に盛り付けます。
【４】
肉を焼いた後のフライパンの方に白ワイン50㏄を入れます。
さらにバルサミコ30㏄を入れ少し煮詰めます。
そこに刻んだナッツをいれて、塩、コショウで味を整えます。
煮詰まり過ぎたら少し水を足して調整してください。
バターを改めて一欠けら加えると風味が一層良くなります。
【５】
ヤングコーンは塩ゆでにして冷ましておきます。
火が通っているかわかりにくい材料ですが、火を通し過ぎてもくずれないので心配な方は長めに茹でても大丈夫です。
ブロッコリーも塩ゆでにします。
色が鮮やかになり少し透明感が出るくらいまで茹でます。
茹で上がったらすぐに水にさらして粗熱をとります。
後ほど炒めるので茹で過ぎに注意してください。
【６】
よく水を切ってから、ブロッコリーとヤングコーンをバターで炒めて色付けます。
軽く塩、コショウで味を整えます。
少しだけソースをかけて味を馴染ませます。
【７】
出来たらお更に盛り付けましょう。
最後にソースを全体にかけて完成です。
ローズマリーは食べられませんので香り付けだけです。食べない様にしてくださいね。
現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。
現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。
