最近よくいわれる「腸活」、イヌリンの効果とは?

2021/06/11

健康

最近よくいわれる腸活とは

昔よりもはるかに注目を浴びる様になった腸の活動のメンテナンス。

腸のメンテナンスをして、体調を整えたり、病気への感染を防いだり、抵抗力をつけたり、栄養を効率よく取ったりとまさに「医食同源」、栄養を吸収する腸の働きを高めて良い状態に保つことがいかに大事なのかがクローズアップされる事が多くなりました。

最近では俗に「腸活」とも呼ばれていますが、最近腸活で注目される成分にイヌリンという物質があります。
いったいイヌリンとはなんなのでしょう?

イヌリンとは?

このイヌリンは炭水化物の一種であり、果糖の重合体、ヒトの消化器官では分解が不可能で大腸の腸内細菌叢によってはじめて代謝されます。

キク科の植物は肥大した根や地下茎、それに由来する塊茎などに栄養源を貯蔵するためにあります。

要はデンプンの様に植物の栄養源で、植物にとっての栄養貯蔵庫だと思ってください。

このイヌリンは身体にとって良い効果が様々あります。
イヌリンは砂糖や炭水化物と比べ、エネルギーが低く、脂肪よりもはるかにエネルギーが少ない上に、カルシウムやマグネシウムの吸収を助け腸内のバクテリアの活動を促進します。

食後の血糖濃度上昇を抑え、インスリン感受性を向上させることで血糖値を適切な水準に抑える効果があるともいいます。

イヌリンが多く含まれている食べ物

どんな食べ物に多く含まれるかというと、前述の通りキク科の植物に多く含まれます。

キクイモ、ごぼう、タンポポ、アーティチョーク、チコリ、ニンニク、玉ねぎ、ニラ、リーキなどです。
中でも玉ねぎ、にんにく、ごぼう、ニラなどはスーパー等でも手に入るかなり身近な食材ですね。

糖質が低く、エネルギーが低い上に、ヒトの身体で分解されにくい性質があり、糖の吸収を抑え、血糖値の上昇も抑える効果があり、腸活にはもってこいの万能食材です。

乳酸菌やオリゴ糖、イヌリン、他にも最近は腸内の状態を良くするための細菌や効果のある物質が多く発見され、サプリメントやドリンクとなって沢山売られています。

まとめ

ダイエット、免疫力上昇、血糖値のコントロール、美容にも良く、肌荒れにも大きな関係があり、栄養の吸収を助けたりと様々な複合的な効果をもたらしてくれる「腸活」

投資でも健康でもまずは知る事が大事です!知って興味を持ったら、次は行動です。

少し気を使うだけで体調が良くなったり、身体が軽くなったり、美肌になったりと良い事があれば元気が出てテンションも上がります。

あくまでもこういった事は積み重ねが大事です。
ちょっとやったからすぐに大きな効果がある訳ではないでしょうが、継続して気をつかっていくという「姿勢」そのものが大事ですよね。

ぜひ「できそう」と思う事からはじめてみてはいかがでしょうか。

 

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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