基礎代謝量は男性の場合はピークが15~17歳で1日1570kcal
これが50~69歳では1380kcalまで落ちます。
数字にして12.1%下がります。
女性の場合はさらに基礎代謝が下がりやすく、ピークは12~14歳。
1350kcalとされています。
ピーク時でも男性よりもはるかに消費カロリーが少ないということです。
その後基礎代謝が18~29歳の間にかなり大幅に下がり1180kcalとなります。
50~69歳では1100kcalまで下がり、男性よりも多くピーク時から18.5%も基礎代謝が下がります。
女性はピーク時よりも250kcal消費カロリーが下がる訳ですが、ご飯1膳が約235kcalです。
基礎代謝が下がれば必然的にご飯1膳分は食べる量が減っていなければ当然太ります。
ビーフカレー1杯で954kcalとの事なので、食べる物によっては1日の基礎代謝による消費カロリーを大幅に超えてしまいます。
普通に生きて生活しているだけでも基礎代謝はあるので、もちろん食事は摂らなければなりません。
必要なエネルギーは食べて摂る必要がありますが、必要以上に摂ってしまうのも困りものです。
特に最近ダイエットでも健康面でも糖質を過剰に摂りすぎることが問題視されています。
日本は特にお米が主食となっている上、他国と比べて米の生産技術が進化している事で、栄養価が高く、糖質の多い旨味の強い米が多く出回っています。
子供の内はいくら食べても消費もしますし、成長期なので身体を育てるために栄養を必要としているのでそうそう簡単には太りませんが、成長が止まり基礎代謝が下がっても同じような感覚で食べていればすぐに摂取カロリーが基礎代謝を上回ることになります。
そこで炭水化物に多く含まれる糖質が少ない健康食品が多く出回っています。
いくつかの商品をご紹介しますが、ここに挙げている商品名だけでなくまだまだ沢山あります。
● ふすまパン
● 豆腐麺
● 豆ヌードル
● 低糖質パスタ
● 低糖質そば
● 低糖質カレー
などなどです。
この他にも低糖質の米なども販売されています。
ただし総じていうと、低糖質のダイエット食品は「旨味」にも欠けるので美味しくないとか、味気ない、パサパサするなどの味の面で品質が落ちるものが多いものです。
しかし最近はその「味」の面も大幅に改善された物も多くなってきました。
食べ応えもあって美味しいのに低糖質と、ダイエットや糖質を気にされている方にも嬉しいハイクオリティの商品が多くなっています。
食事の材料だけでなくデザートやお菓子なども沢山でていますので、もしダイエット中の方やこれから糖質に気を付けて食事にも気を使いたいという方は「低糖質、食品」などとキーワードを入れて調べてみてはいかがでしょうか。
ランキング上位に食い込んでいる物は味もよくて人気の物が多いので、いつも通りの量を美味しく食べていても太らなくなったり、痩せたりする可能性ももちろんありますよ。
女性のシンクロナイズドスイミングのオリンピックに出場する様なトップ選手は1日に7000kcalを食事から摂らなければいけないそうです。
女性ですが、運動後は山盛りのご飯に揚げ物やお肉もたっぷり食べていないと身体を維持できないそうです。
それだけハードな運動により大きなカロリーを消費しているという事ですね。
人間の脂身はカロリーに直すと約1㎏当たり7000kcalです。
シンクロナイズドスイミングの選手並みに動けば1日で1㎏脂が落ちる計算です。。。
こう考えると食事に気を付ける事も大事ですが、基礎代謝だけではなく、自発的に運動して消費カロリーを増やすことがいかに大事かがわかるのではないでしょうか。