アウトソース、という言葉は今や世界中で使われています。
人材募集、経理業務、集計業務、電話営業、コールセンターと様々な分野で専門のプロがいて、その社内とは別の外部のプロにそれぞれの業務を委託する事で本来の主要な業務に集中して効率化を図ることができます。
煩雑な業務を整理して集中すべき本業に力を注ぐことができます。
小さい会社を立ち上げる際も、税理士、弁護士、司法書士、会計士などが立ち上げから運用まで会社として営業するために必要な諸業務をサポートしてくれます。
もちろんそれぞれ手数料はかかりますが、それでも専門知識がなくても法律に基づいた正しい手続きを指南してくれたり、注意点をアドバイスしてくれるので、手数料を支払うに見合っただけのメリットがあります。
本来投資もそうあるべきです。
投資を本業としているのならいざ知らず、あくまでも本業は別にあって投資は投資という方は、そこまで時間や労力を割くことができません。
そこに注力すると本業がおろそかになったり、時間が足りなくなってしまいます。
事実仕事をしながら株式相場を充分にチェックし、日々変わる相場の情報を得るのは難しいでしょう。
大きな金額の投資となればなおの事、相場が気になって仕方なくなってしまいます。
これを最近はコンピューターで管理運用してもらう仕組みが一般化してきています。
AIを駆使して相場の動きに合わせて自動で売買してくれるシステムです。
AIが信用できることが前提ですが、勝率の高いシステムであることが立証されているのならこんな楽な事はありません。
もちろんそれでも100%の勝率ということはないとは思いますが。
不動産投資はその点では非常に優れています。
家賃を支払って住んでいる入居者は、基本家賃を支払わなければ住んでいられなくなってしまいますので、当然ほとんどの入居者は遅れずに家賃を支払ってくれます。
法人契約などの場合は家賃の遅れの心配はまずありません。
10年間その入居者が住んでいれば、10年間決まった日に家賃収入が入ってくるだけです。
家賃が遅れたとしても賃貸の管理会社が督促をかけて回収してくれます。
クレームが入ったとしても管理会社が対応してくれます。
故障が起きても修理の手配もお任せです。
自分で毎年必ずやらなければならないのは確定申告くらいです。
これも税理士がいれば代行してくれます。
家賃収入さえきちんと入っていれば、残債は時間の経過に伴って削られていきます。
当然ローン期間が終了すれば完済です。
以降は完全に自身の資産となり取れた家賃収入は実収となります。
残債以上の金額が付くなら、いつでも売却して利益を手に取ることができます。
どうでしょう?
こんなに手軽で手間を取られることもなく、考えることの少ない投資が他にあるでしょうか?
建物の価格や家賃収入はゼロになる事はあり得ません。
どうあっても途中で無理やり損切りでもしない限りは完全な敗北すらないのです。
気を付けなければならないことは、「高く買わないこと」「安く売らないこと」「家賃、価格の下落しやすいエリアで買わないこと」「普通でいいので変な建物を買わないこと」です。
これさえ守っていれば設備の故障の際の修理や交換のリスクくらいしかリスクはありません。
他の投資の様に数百万円の原資すら必要ないのです。
時間が自由にならないサラリーマンこそ、自分に合っている投資はなにか?と考えれば不動産投資がいかに適しているかが良くわかると思いますよ?