不動産担保ローンについて

不動産担保ローンとは?

不動産担保ローンというのを皆さんはご存知でしょうか?

ご自宅として 不動産を買われた場合でも、 人に貸すための投資用の不動産であっても、 その不動産を担保に融資を受けることができます。

例えローンが残っていたとしても、 残債よりも遥かに高い価値を持った不動産であれば、 担保余力が評価されて融資を受けられる可能性もあります。

 

年金収入のみの高齢者は融資を受けられる?

七十歳を超えている高齢者の場合、 みなさんはご融資を受けることができると思いますか?
結論から言うと通常は不可能です。

通常の場合は年金収入のみということになり収入がありませんので、 ご融資は簡単には受けられないはずです。

しかし資産背景のある方は別です。

無借金のご自宅又は投資用の不動産をお持ちの方の場合、 その資産を共同担保に入れて ご融資を受けることが可能です。

例え年金収入だけであっても、 投資不動産などを購入することが可能なのです。

 

不動産担保ローンはモノの価値分だけ融資が可能

言ってみればこれは質屋に似ています。

そのモノの価値の分だけお金を貸してくれるということになります。

この場合は人物が高齢者であることや収入がわずかであることはあまり関係がありません。

あくまでもお持ちの資産。

これが担保になって 融資が可能になります。

しかも大きな資産をお持ちの方であれば、 金利も大きく優遇され 有利な条件を引き出すことが可能です。

こうなると高齢者であっても まだまだ積極的に資産形成を行うことができますし、 相続税対策なども積極的に行うことができます。

一旦資産を作ってしまえばそこから先は さらに大きな資産を作る可能性が出てくるということです。

 

資産として評価が高い不動産は都心に限られる

現金は担保としての価値がありません。

ちんと抵当権を設定できる不動産は、 担保設定も容易で金融機関にとっては魅力です。

ましてや 東京都心の好立地の不動産ということであればその価値も高く、 高い家賃収益や安定した 資産価値があるので 金融機関も融資がしやすいのです。

その点地方のアパートなどは 古くなると担保価値評価が得られなくなっていきます。

せっかく持った資産が 金融機関から何の評価も得られず、 融資が引き出せないということもあります。

本当に資産としての魅力がある建物、 不動産というのは都心に限られるということです。

ただ家賃が取れるというだけではなく、 30年後の不動産の価値そのものが投資 する上では重要だということですね。

 

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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