昔よりも日本人の平均寿命はどんどん延びていますよね。
これは主に二つの要因があります。
● 一つには、昔よりもはるかに栄養価の高い食事ができていること。
● 二つ目には、医療の発展が寄与しています。
栄養価については、将来今よりはるかに劇的に良くなるとは言えないのかも知れません。
生きていくのに十分な栄養をとるという事に関しては現代の食事でも十分なのではないでしょうか。
飽食の時代となると肥満も一つの問題となるので、食事の内容についてはすでに大きな問題はないのではないかと思います。
では医療の進歩についてですが、これはまだまだ伸びしろがありそうです。
将来的にはほとんどの病気が飲み薬だけで治せる様になると言う人もいるほどです。
今後さらに医療が発展、進化するにつれて平均寿命はさらに延びるのかもしれません。
ただし、平均寿命とは別に健康寿命というものがあります。
現在男性は72歳、女性は75歳とされています。
サラリーマンの退職年齢は60歳から65歳へと引き上げられています。
さらに70歳までの雇用が平準化される傾向もみられています。
平均寿命が延びたことが年金の支払い増加の問題につながっているからです。
しかしよく考えてみてください。
70歳まで働いて、72歳が健康寿命なら退職してすぐに動けなくなるのが普通ということになりますよね？
これってすごく寂しいと思いませんか？？
昔の人は60歳で退職した後、退職と同時にもらえる退職金や年金で余生を楽しむ時間もあったのかも知れませんが、今後そんな時間も持てなくなるのかも知れないのです。
確かに20年前と比べれば健康寿命は2年程度伸びています。
しかし充実したシニアライフを送るにはあまりにも短い時間です。
平均寿命まではまだまだ時間があるとしても、健康な体でなければ旅行に行けるわけでもないですし、好きなこともできません。
せっかく長い時間勤め上げてきて、退職と同時に身体が動かなくなってしまうのではあまりにも寂しいですよね。
ここで大事になるのが健康寿命をいかに延ばすかということです。
このブログでも数々の健康ネタを取り扱ってきましたが、私も実感として40代半ばまでは本当に具体的な健康に対する意識はしてきませんでしたし、正直あまり必要もないのではないかと思います。
早々に成人病にかかってしまう方もいるとは思いますので、人それぞれだとは思いますが平均的に見ても40代で大きな病気に至る確率は高くはありません。
しかし40代以降は全く別物です。
私も自覚があるのでいいますが、健康診断の結果や体重、身体の老化も今までとはまったく違ってきます。
特に循環器や血管、筋力の低下、関節の動きの悪さは際立ってきます。
1年以上の時間をかけて身体を鍛えなおすことに時間と労力をつかってきましたが、いかに食事と運動が大事なのかを私は身をもって知りました。
そしてなによりも、それを継続する力が必要です。
「それができない」という方も多いと思いますし、その気持ちも理解できます。
しかし、わずかな運動だけでもその効果は非常に高く、たった15分の強めの運動を入れるだけで心疾患や循環器の病気の確率は大幅に下がります。
その他成人病の確率も全くの別物になります。
食事にも気をつかうことができるなら更に確率が変わり、もはや別物の人生です。
私は年金のためにと不動産を購入される方のお手伝いをしている立場ですが、老後に家賃収入を受け取って楽しいセカンドライフを送って頂けたらと思っています。
健康あってのセカンドライフです。
もちろん皆さんにもそうあって頂けたらと思っています。
私は90キロを超えていた体重が14キロ落ちて、今は平均体重以下。
今や痩せている方に分類されるようになりました。
みなさんもぜひ、できる事から始めてみてはいかがでしょうか。
現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。
現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。
