「チートデイ」の意外なダイエット効果って?

2019/10/31

健康

「チート」とは、いわゆる「ずる」をすることをいいます。

チートデイはルール無用の日のことです。

 

 

 

ダイエット中のチートデイとは、食事制限のない日を作る事です。

 

 

 

そんなことしたら太っちゃう、、。と思いますよね?

 

 
┃つらい停滞期…原因は?

 

ダイエットを経験した方はわかると思いますが、ダイエットのやり始めは比較的するする体重が落ちたりします。

 

しかし、問題はそこからです。

 

一定の体重まで落ちた後、急に同じように食制限をしていても痩せなくなります。

 

運動しても痩せません。

 

ここからは忍耐に次ぐ忍耐が必要になります。

 

実はこれには大きな原因があります。

 

ホメオスタシス効果という言葉を聞いたことはありますか?

 

これは「恒常性維持機能」といわれ、いつもの身体の状況を維持しようとする身体の機能です。

 

 

 

ダイエットを続けていると、食事制限によりカロリーが制限されて身体はいつもの様な栄養状態とは違い、思うように栄養が取れない為、飢餓状態と同じ状況におかれます。

 

こうなると身体は一種の防衛本能を発揮して、少ないカロリーでも体重を維持する機能が働き始めます。

 

消費するエネルギーを抑え、少ない食料でも生命を維持できるように体が調整を始めてしまうのです。

 

こうなると歩く省エネ人間になってしまって、新陳代謝が大幅に落ちてしまうのです。

 

結果、食事制限をしても痩せませんし、エネルギーを消費しにくくなってしまいます。

 

更に食事を抑えれば、身体もそれに呼応するかのように更に省エネになります。

 

 
┃チートデイは一石三鳥?!

 

この一連のサイクルから脱出するための方法が「チートデイ」です。

 

 

 

身体が必要な栄養素を十分取れていると錯覚させるために、チートデイを作って十分に栄養が摂れている日を作るのです。

 

 

 

このチートデイをうまく間に挟むことで、身体が元の通常の代謝状態になり、消費カロリーを落とさずに、効率よく食事制限や運動によるダイエット効果を発揮します。

 

 

 

私も以前のブログで、炭水化物ダイエットを徹底すると便秘になるので、三日に一度ほど炭水化物を積極的に摂っていると書いていますが、このサイクルに入ってからの方が、体重は落ちやすくなりました。

 

現にここ5年の中では今が一番体重が軽くなっていて、ピーク時から比べると11キロ減っています。

 

便秘もダイエットを妨害する害悪となる大きな要因の一つです。

 

 

 

チートデイを入れることによって、便秘も解消され、身体も新陳代謝を落とさずにすむ。

 

さらにダイエット中の「食べたいのに食べられない」あのイライラを解消できます。

 

まさに一石三鳥の効果を得ることができるのです。

 

 
┃チートデイは痩せてから!

 

しかしこのチートデイは頻度が高かったり、限度を超えると当然逆効果です。

 

また、一旦でも食べてしまうとそのまま元のサイクルに戻ってしまう可能性もありますので、どれくらいの頻度でどの程度食べればいいのか、その目安をここに例としてあげておきますね。
下記の男性の場合の事例は体脂肪率の割合によって頻度の目安が別れています。

 

 

ちなみにチートデイはダイエットの初期にはほとんど効果がありません。

 

あくまでも停滞期に入って体重が落ちにくくなってきたと感じた頃が、チートデイの導入適性期です。

 

ちなみに調べると体脂肪率25%以上の方、ダイエットにより体重が5%以上落ちていない方はチートデイを入れる意味はないとの事。

 

体重が落ちた事により身体が危機管理能力を発揮し始めてからでないと意味がない。ということらしいです。

 

 

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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