投資のコツは情報にあります。
情報をどこから得るのか?
誰よりも先に鮮度の高い情報が得られるのか?
嘘やデマではなく精度の高い情報なのか?
┃知らないものを知る力
そもそも投資とは、自分の仕事や生活とはかけ離れた物に投資をすることの方が多いのです。
金(きん)を買う。知らない会社の株を買う。知らない土地の不動産を買う。
自分と密接に関わっているわけではない物に投資をするのが普通です。
逆に密接に関わっている方は、インサイダー取引になる為取引そのものを禁じられています。
その為不動産投資業者はそのお勤めのほとんどの方が不動産投資の融資が受けられません。
ということは、やはり知らない分野に投資をするのが普通という事になります。
知らない物に容易に投資が出来る訳ではないので、投資を検討する際は知らない物を知ろうとする力が必要になるのです。
何もしなくても電話1本すれば、最先端の情報が都合よく入って来る人はそうはいません。
よほどの特殊な人脈を持っていたり、投資の上客であったりしない限りは、いきなりそんな情報にはたどり着けません。
努力でその情報にまでたどり着く方は、それこそ時間も労力もお金もかけてその情報まで辿りつく努力を惜しみません。
しかし、我々サラリーマンは日々の仕事もありますし、投資だけで食べていく投資家とは違います。
時間もそこまで割けないですし、自分だけが特化した情報にありつくのは至難の業でしょう。
┃投資のコツとは??
では投資はしない方がいいのか?
そうではありません。
そこまでの最先端の情報を掴むのは無理でも、一般の方も投資がし易いように、株式も公開された一般市場から比較的簡単に購入できますし、四季報などに投資する会社の情報もまとまっています。
現代はインターネットから効率よく知りたい情報もある程度確認できると思います。
未公開株の情報や、いわゆる出物の不動産、海外投資の最先端情報、こういった薄いところの情報を得る事はできなくても、一般の市場の中でのいい物、いい情報ということであれば十分に情報を得るチャンスはあります。
一般市場だから儲からないということではないのです。
むしろ詐欺にあったり、想定しにくい様な事故は、一般公開されている情報の場合だとリスクの確率は大幅に下がります。
良質な情報を自身の努力だけでゼロから得ようとするのは非常に効率が悪くなります。
証券、保険、銀行、不動産、税金、こういったお金に関わる分野にはそれぞれにプロがいます。
一日中その仕事に携わっていますし、最先端の情報も常に日々更新されているはずです。
私はその分野の信用のおけるプロで、正確な情報を常に持っているパートナーがいればそれが一番投資効率を上げると考えています。
電話一本で自分の中のデータをすぐに最新の情報にアップデートできます。
何も情報を鵜呑みにすると言っているわけではありません。
情報を取ってから自分でも検証すればいいだけです。
自分で全ての分野に精通するまで勉強するのはあまりにも非効率です。
いくつか自分の興味のある投資の分野の方とお話してみて、自分の考えに合った投資があればその方から詳しく、まずはその投資について教えてもらいます。
後はその情報を検証しながら、自分なりのプランを作って投資をスタートしてみる。
ここからはトライ&エラーの繰り返しです。
例え誰であれ、失敗のない投資はありません。
投資判断に慣れるためにはまずは小さな金額でもいいので投資をこまめにすることです。
まず情報を取って、判断して、投資をスタートする。
この判断を下すという作業に慣れるのが一番だと思います。
よく理解もしていないのに、今だけとか、いつまでにと時間の期限を区切られて判断力を失った状態で、担当から早い決断を迫られて投資をするのは決してお勧めしません。
自分の経験上、こういういい加減な判断をするとその投資はほとんど失敗します(笑)
ゼロから自分だけで勉強するよりも、きちんとした信頼できるプロの方から効率よく、質のいい情報を得ること。
これがフットワークを軽くし、投資効率を良くする一番の近道だと思います。