知覚動考

2019/11/25

セミナー

先日、他のFXを扱う会社の運用のセミナーに参加してきました。

 

 

私も投資セミナーの講師をしているので、投資のお話の比較や、セミナーの講師の方のお話を参考にさせて頂くのに役立つのと、自分の資産運用の為も兼ねてセミナーに参加することがあります。

 

 

 

そのセミナーの講師の方のお話の中で、知覚動考という言葉が出てきました。

 

 
┃知覚動考とは??

 

まずは知って、覚えて、動いて、考える。

 

その一連の流れの行動を指す言葉です。

 

 

 

しかし同時に、投資を始められない方の多くが、動いて考える、ではなく、考えてから動こうとする。とも言っていました。

 

そして、考えて動けなくなる方が大半だとも言っていました。

 

私もそう思います。

 

投資を考えるのに当たって、おおよその事がきちんと確認できているのであれば、私はまず投資をスタートしてみるべきだと思っています。

 

当然どんなに考えてもその通りの結果が出るとは限りません。

 

それならば、小さい金額でもいいのでまずは運用をスタートしてみる事が大事です。

 

 

 

自分で運用を開始すると、例え小さい金額でも気になります。

 

気になるとニュースを見たり、相場を確認したりするようになり、投資を始める前よりも情報に敏感になるのです。

 

その中で、相場の動き方や、世のニュースが相場にどう影響するのかなどを肌で感じる事が出来るようになり、より深く投資に対して理解できるようになります。

 

 

 

「風が吹けば桶屋が儲かる」と昔からいいます。

 

普通は風が吹くとなぜ桶屋が儲かるのか、その理屈がわかりません。

 

それを知る為にはある程度トライ&エラーを繰り返すのが一番早く理解を深めます。

 

誰でも失敗はしたくないでしょう。しかし、失敗を一度もしたことのない投資家もいません。

 

 

 

機械に投資を覚えさせて投資をする、AIによる運用システムに運用上の取引を任せる方法も今は多くなってきました。

 

しかし、AIも失敗しないわけではありません。

 

勝率が高いものが評価されているだけで、何度も負けているのです。

 

そこから学習した結果、勝率が高くなっているという事です。

 

それでも、イレギュラーな事象には対応できない可能性もあります。

 

 

 

不動産は他の投資商品と比べ、勝率は高く、リスクは低いと言われています。

 

借り入れ金利が史上最低金利となっている非常にリスクが低くなっている今でさえも、数千万円の投資となれば慎重にならざるを得ません。

 

 

 

そもそも投資をスタートできる人は少ないのです。
投資で成功している人はもっと少数でしょう。

 

また、当然お金持ちの方の人数も少ない。

 

要は成功する人はそもそもがマイノリティ(少数派)なのです。

 

 

 

多数派の意見を参考にしても基本的に投資はできません。

 

多数派の意見に合わせていればお金持ちにはならないという事です。

 

 

 

チャレンジをすることと、無謀なことは意味が全く違います。

 

しかし、投資に値する十分な根拠があるのであれば、動いてみることもまた大事だと思います。

 

 

 

知覚動考と書いて、とも、かく、うご、こう、と読んでいました。

 

面白いごろ合わせだなと思ったので今日は記事にしてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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