コロナウイルスの特効薬の可能性

2020/04/10

健康

連日様々な報道が続いているコロナウイルスですが、政府から緊急事態宣言が発令されました。

 

 

現行の日本の法令ではロックダウンは不可能だそうで、緊急事態宣言から各自治体の運用により、各方面に具体的な自粛要請を出して事態の収縮を促すのが精一杯の様です。

 

 

 

実質的な効力としては強制力がない分、今いち効果が弱いようにも思える緊急事態宣言ですが、この発表を受けて、社会にも具体的な動きが広がりつつあります。

 

 

 

さすがに大きな企業だけでなく、飲食店など個人経営の店舗でも休業を余儀なくされているようです。

 

 
┃コロナウイルスの特効薬

 

そんな中、いくつかの朗報も出始めています。

 

コロナウイルスの症状に多少なりとも効果が出ているとされる薬が見つかり始めています。

 

 

 

現在のコロナウイルスに効果が期待されている薬の候補は以下の通りです。

 

 

 

・抗ウイルス薬レムデシビル(米ギリアド・サイエンシズ)

 

・抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(富士フイルム富山化学の「アビガン」

 

・抗HIV薬ロピナビル/リトナビル配合剤(米アッヴィの「カレトラ」)

 

・喘息治療薬シクレソニド(帝人ファーマの「オルベスコ」)

 

・皮膚エリテマトーデス/全身性エリテマトーデス治療薬ヒドロキシクロロキン(仏サノフィの「プラニケル」)

 

・膵炎治療薬ナファモスタット(日医工の「フサン」

 

 

 

現在候補の内最も期待値が高いとされているのは抗インフルエンザウイルス薬のファビピラビルです。

 

別名アビガンとも呼ばれていますが、中国ではかなりの数の成果報告が上がっています。

 

ただし効果がなかったとする報告もある為、実態としてはどれほどの効果があるのかまだ実例が十分ではなくはっきりしていません。

 

しかし、少なくとも効果があったとする報告が多数上がっているということもあり、現在は臨床試験によりコロナウイルスに使用できる薬としての承認が急がれています。

 

 
┃いつ支給されるの??

 

重症患者も多くいる為、一刻も早く承認されることが必要不可欠な状態ですが、副作用などの確認や効果の確認も必要なため、すぐさま承認というのは難しいのでしょう。

 

とはいえ命のかかった患者やその家族からしてみれば、可能性が十分にあるのであれば、今すぐにでも使いたいというのが本音だと思います。

 

多少リスクがあったとしても、放っておけば命を落とす可能性が高いのなら、大きな副作用さえなければ多少リスクを負っても使用したいのではないでしょうか。

 

国はすでにアビガンの増産を決定しており、開発企業の富士フィルム富山化学を後押しする事を決めています。

 

国内だけでも200万人分の備蓄を至急で準備することを決めており、すぐさま増産し十分な備蓄に対応する予定となっています。

 

国内だけではなく、他国の要請や希望があれば積極的に無償で輸出、提供する事も発表しており、世界のコロナウイルスによる状況改善にも寄与していく方針です。
現在既にいくつかの国から要請が入っている模様です。

 

 

┃その他に期待されている特効薬

 

さらにそこに加え、豪州の大学より日本の北里大特別栄誉教授である大村智教授が開発したイベルメクチンがコロナウイルスの増殖を止める効果があると発表しています。

 

実験では投与から48時間以内にウイルスが増殖しなくなったとしています。

 

もとはアジアやアフリカで寄生虫から感染する熱帯病の特効薬ではありますが、コロナウイルスに投与すると増殖を止める効果があることが確認されているとの事です。

 

あくまでもまだ試験管の中での実験レベルの結果ではありますが、結果としては非常に高い精度で、90%を超える数値で効果がみられているという事もあり、新型コロナウイルスの特効薬になる可能性も高いとして臨床試験による検証が急がれています。

 

 

 

いずれにしてもここに挙げた薬はすでに流通している既存の市販薬であるため、増産や手配にも比較的時間やコストがかからない利点もあり、もし承認されれば事態の終息にむけ大きな一手となる可能性があります。

 

 

 

この他にも大学や企業の多くがこのコロナウイルスのワクチンの開発に乗り出しており、今後早期の展開が期待されています。

 

 

 

少なくとも致死率の低下や感染の縮小、早期回復の手助けとなり、状況改善の兆しが見える時が早く来ることを祈るばかりです。

 

 

 

ただ、無症状のケースや軽微な症状のみで回復するケースが感染者の80%を占め、一方で既往症、持病のある方や高齢者の重症化の確率が高いことを考えると、健康状態の悪い方や免疫力の低い方が重症化の鍵になる可能性が高いので、普段から健康状態に気を配り、栄養や睡眠をきちんと取って重症化するのを防ぐのが最も効果が高いのかも知れませんね。

 

 

 

イタリア、スペインは感染者が10万人を突破し、致死率は10%近い数字になっています。

 

これ以上大きな被害に拡大する前に、お互いに意識をして感染拡大予防を徹底しましょう。

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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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