初めてローンを組まれるという方も多いマンション投資。
この条件でいいのかな？と判断に迷う事も多いはずです。
そこで初心者の方でも、そのローンが良いローンなのか、自分に適しているのかをすぐに判断できるようにローンの条件、要点を簡単にまとめてみます。
まず、いい条件からご紹介しておきます。
┃いい条件のローンとは
ローンの条件として最も条件が良いものは地銀や都市銀行の富裕層向けのローンです。
しかし現在は融資引き締めがあり、実質ほとんど利用できません。
去年2019年の半ばから地銀、都市銀共に本当の富裕層以外は融資を止めてしまっています。
一般的には富裕層というと、ローンなどの借り入れを差し引いて1億円以上の余剰資産があることを条件としており、ほとんどの方は該当しないでしょう。
かく言う私も該当しませんが(笑)
富裕層の方でお付き合いのある金融機関を元々お持ちだとか、資産が潤沢にある方はこういった特殊なローンをお使いいただける場合があります。
条件はお持ちの資産や収入により多岐に渡りますのでここではご紹介しません。
一般のサラリーマンの方が融資を受けるには、信販系のローンがメインとなります。
上記の地銀や都市銀は景気の悪いときやリスクのある時はすぐに融資を取りやめ、撤退してしまいます。
要は金融危機で経済が危機に直面している時にはほぼ使えないという事です。
しかし経済が危機に陥っている時は相場が下がり、いわゆる出物もある状況なので、投資を始めるには好機といったケースもあります。
いつどんな時代でも融資を続けている信販系のローンが投資をするには使いやすく便利で、金利も最近は非常に安くなっています。
事実投資のご提案はほとんどの不動産業者がこの信販系のローンを勧めてくると思います。
基本はオリックス銀行とJACCSの2社の提案が多いと思います。
金利は現在2020年5月でオリックス銀行が安ければ1.85％～1.9％、JACCSが1.64％～1.65％が最低金利です。
この条件に当てはまっていれば金利は決して高くはありません。
事実上比較的自由に使える投資ローンはこれ以上金利が安いものはありません。
ローン期間は35年が通常です。
最長45年の提案も年齢や物件の築年数の制限はありますが現在はできます。
JACCSはこの場合は1.9％に金利が上がります。
ここで金融機関の選び方ですが、金利を主軸に選ぶのならJACCSの方が金利は安くて使いやすいと思います。
運用中積極的な繰り上げ返済を前提としている物件もJACCSの場合繰り上げ返済手数料がかからないので有利です。
ただし融資金額をのばしたいとか、全ての物件を一つの金融機関で管理したい場合、または繰り上げ返済を前提としていない場合はオリックス銀行の方が少し有利になります。
基本は融資金額はオリックス銀行の方が金額を伸ばしやすいので、沢山物件をお持ちになりたい場合はオリックス銀行の方が便利です。
既存のお持ちの金融機関の口座を使って支払いができるので、金融機関の口座を増やさずに取引できます。
ただし繰り上げ返済を前提としている方や、物件の売却を想定している方は繰上げ返済手数料がかかるのでその点ご注意ください。
ここに挙げた金融機関以外にもいくつかの金融機関が存在しますが、この二つの金融機関から融資を受ける場合は、投資ローンの中でも条件は決して悪くないと思って頂いて問題ありません。
この2社以外にも、SBJ銀行、イオン住宅ローンサービス、ダイアモンドアセットファイナンスなどがありますが大抵は先の2社よりも金利は高かったり、頭金が必要だったりします。
どうしてももっとローンを伸ばしたいという場合に、香川銀行や楽天銀行などの選択肢もありますが、頭金が1割～2割以上必要だったり金利も2％後半などの高くなる前提のローンです。
事業者や個人事業主の方は非常にローンが組みにくく、KEBハナ銀行という韓国系の金融機関だけが一部取り扱っています。
しかし頭金は1.5割は原則必要になると考えた方がよいでしょう。
┃まとめ
結論、金利の事、繰上げ返済を考えればJACCS、長期に渡って借り続けたりローンを伸ばすことを考えるのであればオリックス銀行、この2社から借りるのであればローンはほとんど問題がないということになります。
投資不動産のローンはインターネットで探しても住宅ローンの様に情報が取れません。
ローンの仕組みや細かい条件は不動産屋の営業マンでも詳しくは知らない人がほとんどです。
ましてやファイナンシャルプランナーや税理士に相談するという人も中にはいますが、はっきりいって無駄でしかありません。
詳しく不動産投資ローンの金利や条件を把握している人に私はお会いしたことがありません。
ローンの条件の詳細を知りたい場合は、私、もしくは弊社まで直接お問い合わせください。
融資の知識が豊富なスタッフが直接わかりやすくご説明させていただきます。
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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。
現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。
