都心五区の中でも23区の中央に位置する中央区。
千代田区、港区と並んで都心3区ともいわれます。
面積は10.21㎢
総人口は16,592人(2020年5月)
人口密度は1,625人/㎢
日本橋、銀座という日本でも有数の商業地を擁します。
東京の台所であった築地中央市場のあった築地や、もんじゃ焼きで有名な月島、
東京駅前の八重洲、晴海などのオフィスや商業地が集中しています。
面積は台東区に次いで二番目に小さく、人口は千代田区に次いで二番目に少なくなっています。
昼間の人口は約60万人と約4倍になります。
オフィスビルや商業地が中央区の大半を占める為、昼間は人口が集中します。
一部には大型のタワーマンション等も建ち、低層住宅のアパートや戸建住宅は非常に少ない印象です。
隅田川をはじめ日本橋川など川に囲まれ、標高は海抜1~3メートルとなり、地形はほぼ平坦で坂道はほとんどありません。
戦後はかなり人口が集中した時期があり、当時は現在よりも人口が多かったようです。
日本銀行本店、東京証券取引所、明治座、T-CAT、三越本店、歌舞伎座、浜離宮庭園などの日本の中枢たる多くの金融機関や商業施設などがあります。
┃中央区の物件について
地域特性としては中央区の場合ディンクス層が多く、1LDK、2LDKなどのコンパクトなファミリータイプの賃貸需要が非常に高くなっています。
賃料帯は他の区に比べ水準が高く、ワンルームマンションも築の浅いものは10万円近く。
高額な賃料により学生の需要はあまり高くありません。
賃料が学生には高額であること、学校が少ないこと、主に商業地であり、証券取引所の周辺はほとんどの証券会社が軒を連ね、日本銀行の周りには全国の地銀などのほぼ全ての支店があります。
金融機関や、金融業に努めている人を中心に企業の社宅需要が非常に高くなっています。
銀座は日本きっての繁華街でもあり、高級料理店や高級クラブなどが集まる街でもあります。
最近ではオリンピックに合わせて開発が次々と進み、日本橋の地下鉄の駅のリニューアル、新しい道路の整備、築地市場の移転など新規の開発が目白押しになっています。
東京駅周辺の商業ビルの建て替えラッシュは現在も進行中で、すでに約半数近くが近代的なビルに建て替えられています。
東京駅のリニューアルも八重洲側、丸の内側とですでに工事が終了し、現在は東京駅構内にも大きな商業施設がオープンしています。
中央区は比較的住宅の数が少ない区で、月島、築地、勝どき、水天宮、浜町、人形町などは中央区の中でもマンションが多く、住居としてのニーズが高くなっています。
大きな間取りのマンションが比較的少ないため、購入希望者は希望の間取りの物件を手にするのが絶対数の関係上、難易度が高くなる傾向があります。
不動産価格はリーマンショック以降ゆっくりと上昇傾向が続いていますが、ここ最近は停滞気味となっています。
東京の中でも比較的古く歴史のある街で、建物も場所によっては古いものも多くあります。
区が狭いため、保育園などの施設は空きがほとんど無く、スーパーなども数が少なくなっています。
住んでいる方は仕事などの関係上、通勤などを考慮した利便性を優先している方が多いようです。
日本銀行や東京証券取引所など経済の中枢神経を持つ中央区は、今後数十年経過してもすたれるという可能性は皆無と考えてよいでしょう。
次々と建て替えの進む東京駅から京橋、銀座、新橋までのエリアは今後も時間と共にどんどんその姿を変えていくのは間違いないでしょう。
商業価値が高く、住める建物も非常に少ない中央区は良い建物には非常に強い需要があります。
今後の展望からも、資産性という面からも投資価値は十分にあるでしょう。
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