熱中症に気を付けて

2020/08/28

健康

熱中症での死者数が過去最悪に

今年8月熱中症で亡くなる方の人数が過去最悪となっています。

日本では毎年数百人が亡くなっている熱中症。

多い年は1,000人を超える方が亡くなっています。

正にコロナウイルスによる死亡者の数に匹敵するくらいの規模です。

 

その熱中症による死亡者の数が増えています。

要因の一つにはマスクの着用によって熱がこもるというお話もあります。

まだまだ残暑きびしい季節なので気を付けてください。

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令和2年 都道府県別熱中症による救急搬送人員 前年同時期との比較 出典:総務省消防庁HP

 

 

一つには理由としてエアコンの普及が熱中症を増やす原因になっています。

人間は2歳までに汗腺の数が決まるといわれています。

2歳までに寒暖の差や季節による温度差などを感じることでが汗腺が発達します。

汗腺が十分に発達せずに汗腺の数が増えないと、体温調節ができない体のまま成長してしまいます。

暑くても汗腺がないので汗が十分に出ない状態となり、体温が下がりにくくなります。

子供が小さいうちはなるべく外に散歩に行ったり、エアコンを使い過ぎず、汗をかかせる方が良いという事なんですね。

 

現代の若い子の中にはエアコンによって、汗腺が十分に発達しないで育った子が多くなっているそうです。

そうなると若い子たちが結婚した際に、親も寒暖の差に弱いので、当然子供もエアコンの中で育つことになります。

これでは悪循環でどんどん身体が自然に対応しない弱い身体の人が多くなることになってしまいます。

 

熱中症は命にかかわる事が多い重大な症状です。

軽く考えずにきちんと対処しましょう。

 

命を落としている方は比較的高齢者の割合が高いのですが、若いからといって死者が出ていないわけではありません。

私の知り合いでもサッカーの試合中に熱中症で倒れ、身体の後ろ半分の筋肉がほとんど溶けてしまい、リハビリにものすごく時間を使って回復した人がいます。

 

対策としては水分以上にミネラルの摂取が重要です。

塩飴塩分を含んだドリンクもコンビニなどで簡単に買えます。

OS-1というドリンクは水に比べて7倍の吸収力を持っています。

なるべく早く水分を補給したい時には効果が高いので覚えておくといいでしょう。

 

コロナウイルス、インフルエンザ、熱中症と気を付けなければならない事が多くなっている様な気がします。

 

未知のウイルスによる感染症の問題は地球温暖化が進むとさらにリスクが高くなるそうです。コロナウイルスや熱中症の被害も一部温暖化の影響もあるでしょう。

先日お台場の日本科学未来館に行ってみたのですが、デジタル表示の地球儀でこの先の地球の温度変化がシミュレーションされていまして、2100年の地球は何度も平均気温が上がり、真っ赤になっていました。現在も温暖化によりサンゴは急激に死滅しています。

生態系や自然にも大きな変化が起こる可能性もあり、人間も当然影響を受ける可能性が高くなります。

 

この先時間が経つほどに、こういった温暖化によるリスクはどんどん大きくなるでしょう。

これから台風の季節ですが、台風の規模も温暖化により年々大きくなっています。

私が子供の頃には見られなかった風速80メートル級の巨大台風も見かける様になってきています。

昔(30年ほど前)ニュートンという科学雑誌で、将来は風速100メートル級の台風が温暖化により発生することが予見されていました。

徐々にそれが現実のものになりつつあります。

ちなみに風速50メートルで車は木の葉の様に転がります。

80メートル級が直撃すれば爆弾を落されたのと被害の規模は変わりません。

 

手元の資産や、目の前の生活だけではなく、未来のことを思えば人間が努力しなければならない事はもっともっと他にもあるのだと思います。

それはそんなに遠い話ではありません。

私たちの子供、さらにその子供の時代には必ず直面する大きな問題がすでに表面化してきています。

身を守る。その為にはじっと我慢していればいいという時代ではなくなってきています。

変化のスピードをどんどん早めている現代は、自分も変化して対応していく必要が出てきていると思います。

 

 

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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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