都心5区 渋谷区の投資価値についての考察

2020/10/05

物件の選び方

┃渋谷区の考察 

若者が集まるイメージの強い渋谷区。

1970年頃までは若者の中心街は新宿でした。

それが渋谷にパルコがオープンしたことが大きく影響し、その後若者の注目を集め続けている渋谷。

どちらかというと小売りのイメージが強く、ファッションや飲食店含む消費の街のイメージがあります。

新宿、品川などと比べるとスーツを着て歩いている人の数が少ないイメージです。

 

企業としてはIT企業の本社が多く存在します。

アメリカのIT本拠地であるシリコンバレーにならって一時期は渋谷バレーとも呼ばれ、ITブームの到来の際に渋谷に本拠を構えるIT企業が多くあったことが起因しています。

Yahoo!本社も渋谷にあります。

 

表参道、原宿はファッションの情報発信地とされ、恵比寿にはサッポロビール恵比寿工場の跡地に恵比寿ガーデンプレイスがあり、広尾、代官山と高級住宅街も存在します。

渋谷センター街、裏原宿などの広範囲に渡る繁華街や小売店の集まるエリアもあります。

 

大型の商業施設も多く、先のガーデンプレイス、表参道ヒルズ、ヒカリエ、渋谷ストリーム、ラフォーレ原宿、渋谷マークシティ、109、東急百貨店本店とかなりの数の商業施設が存在します。新宿のイメージがありますが高島屋タイムズスクエア、バスタは渋谷区です。

最近の新しい施設としてミヤシタパークもオープンしています。

大学も國學院大學、青山学院大学、東海大代々木校舎、聖心女子学院本部などがあります。

 

渋谷区

 

人口は236,420人 (2020年8月)

面積は15.11㎡です。
人口密度は15,646人/㎢です。

 

昼間の人口は50万人を超え、大きく人口を集める力があることが伺えます。

また、日本の中でも非常に不動産が高額なエリアでもあります。

 

渋谷駅周辺は商業施設が多く、住めるマンションはあまり多く存在しません。

そういった意味でも希少価値は高いでしょう。

┃渋谷駅周辺の再開発

東京の中でも最近は非常に再開発が盛んな渋谷区。

渋谷駅前は特に大きな変化が起きています。

銀座線のホームも新設されたばかりですが、ヒカリエ、渋谷ストリーム、フクラス、スクランブルスクエア、ミヤシタパークなどと続き、今後も大きな開発が2027年頃まで続きます。

商業という意味ではすでに日本、東京の中でも特別な立ち位置を確立している渋谷。

今後もさらに進化して新たな情報発信地になっていくことでしょう。

渋谷区の投資価値 

投資価値として考えれば各ファッションメーカーや飲食店、IT起業などにとっては特別なフラッグシップとしての看板効果を持つ渋谷という立地が持つブランド力は絶大な価値があります。

有名な六本木ヒルズや表参道ヒルズを開発した森ビルも何もなかった頃の渋谷から大きくなった企業の一つです。

どんどんとその渋谷という土地の価値が確立されていき、当時から渋谷の土地を所有していた方は価値の上昇による、大きな恩恵を受けています。

今後も大きく開発によりその価値を高めていくことはあっても、価値が下がり利用価値がなくなることはありません。

比較的古いマンションやビルも多く存在しますが、古くてもテナントがつきやすい為、建て替えはあまり積極的に進んではいません。

古いマンションもビンテージマンションとして高額で取引される事が多く、資産性としての魅力が強いことが裏付けられています。

 

価格の高騰により築浅や新築だと家賃利回りは2~3%とかなり利回りの下がってしまっているエリアもあるため、価格の高騰が目立つエリアは投資に慎重な判断が必要になります。

ある程度好条件にて、立地のよい渋谷区の不動産は年々手に入りにくくなっているため、今後好条件にて購入できるチャンスがあるのなら積極的に購入するべきです。

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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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