給料は貰う物、家賃は払うもの?

2020/10/08

その他

不動産業に従事するきっかけ 

私が不動産業に従事するきっかけになった事が三つあります。

 

まず一つ目は、自分がアルバイトでお世話になっていた会社の社長さんと車の中で話していた事が大きく影響しています。

 

その時に彼が話してくれた内容とは、
「室田君は給料は貰うもので、家賃は払うものだと思っているでしょ?」
と聞かれました。
私は「???」となっていました。
あまりにも当然のことを聞かれて何を言わんとしているのかもわからなかったのです。

 

そのあと「それは逆だから」と言われました。
「給料は払うもの、家賃はもらうものだよ」と教えてくれました。

 

自分の中にはその発想自体がまったくありませんでした。

 

正にそれは経営者の発想で、資産を持つ人間の考え方そのものだと感じました。
そして自分にその考え方が全くなく、人から当たり前の様に給料をもらい、当たり前の様に他人の資産となる家賃を支払い続ける発想しか持っていないことに気付きました。

 

皆さんはどうでしょうか?
家賃はもらうもの。そう考えたことがあるでしょうか。

 

二つめは、私の曾祖父は、現在の錦糸町の駅前に沢山平屋を持ち、その賃料を得ていたそうです。
当時の室田家は天皇家に炭を納める炭屋で、その傍らで平屋を貸していたといいます。
しかし、大戦の際に空爆で権利書もろとも吹き飛び財を失ったそうです。
これも不動産の賃貸業に興味を持った理由の一つです。

 

三つめは、若いころ同僚の少し年上の先輩が不動産業に追い風が来ているからと転職したこと、またその頃自宅に入っていたマンションのチラシを見ていたら、マンションが自分でも手の届きそうなくらい割安に感じたこと投資用のマンションのチラシを見て自分も興味を持ち問い合わせてみたところ当時の年収を言った瞬間に電話を切られ、向こうから断られたことなどの不動産に関連する情報がいくつか自分の周りにあった事が原因です。

 

資産として不動産を持つことの意味、その力の大きさを知りたい、今まで自分が持っていた常識を変えたい、自分も経営者の方や資産家の方の考え方を知りたい。

 

そう思ったことが大きく影響しました。

 

あの時、そういった偶然が重ならなければ不動産にはこれほどの興味は持たなかったのかも知れません。

 

しかし、一旦興味を持って知れば知るほど不動産は興味深く、大きなメリットがあることがわかります。

 

私は現在、仕事でも資産としても運用としてもその知識によって大きな恩恵を受けています。
自分がその知識を得るために使った時間や経験を、皆さんにお伝えする事で少しでもお役に立てたらと思っています。

 

決して何を買っても成功する訳ではない不動産は、成功するには相応の知識や、判断基準が必要になります。
逆にその力を上手く使いこなせれば、生涯所得を大きく伸ばすことも、将来の自分の生活を大きく変えるほどの力を不動産は持っていると断言できます。

 

まずは自分の中の常識を変える。
投資のお話を理解するには、もしかするとその意識が一番重要なのかもしれません。

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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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