ソニー銀行の金利キャンペーンによりお得に!?

2020/10/20

資産形成

金利キャンペーンはお得!?

 

JACCSが窓口となり融資を行っている不動産投資ローンは、資金を融資してくれる金融機関がソニー銀行とイオン銀行にわかれて分かれて選択できます。

 

その内ソニー銀行の金利がキャンペーンを行っており、融資実行時の事務手数料が高くはなるものの、融資利率が安くなるという選択肢ができました。

 

適用の金利は1.491%と通常選択できる2年固定金利1.641%と比べると0.15%安い事になります。

具体的にいうと、2,500万円のローンを組むと、年当たり22,188円35年なら776,580円支払いが安くなります。

 

家賃収入が80,000円なら、約10ヶ月分の家賃収入に相当します。

 

当然金利が安い方が得をしそうなものですが、必ずしもそうとは限りません。

 

諸費用が高い分、繰り上げ返済やローン中に一括返済する方にとってはデメリットになることもあり得ます。

 

具体的には毎年100万円ずつ繰り上げ返済をする方なら、高い方の金利を選んでも総支払は金利の利払いが金利の安い方よりもはるかに安くなり金利を下げた効果はほとんど生まれません。
実質30万円ほどの金利差しか生まれなくなるので、金利は下がったとしても諸費用が高い方が損をします。

この場合は最初の初期費用が安く、高い方の金利を選んでも問題ないという事になります。

 

さらに10年後退職金で一括返済をされる場合は、金利が安い期間を25年分棒に振ることになり金利を下げた恩恵を受けた事になりません。

 

金利や初期費用はプランを総合的に見なければその効果が薄れたり、意味がなくなったりします。

単純に金利が安いというのは良さそうに見えますが、運用のプランによっては逆効果になることもあるのです。

キャンペーンのメリット①生命保険代わり

ちなみにこの金利が下がったことによるメリットを目一杯享受できる方は生命保険代わりに不動産を購入される方です。

生命保険代わりに持つ方は、万が一の際にローンが保険で一括返済され、家族に資産が残る事を目的としています。

その場合は繰り上げ返済をしたり、一括して完済してしまうと保険の効果が下がったり、なくなってしまいますので、生命保険を目的としている方は繰り上げての返済はしません。

 

その分月々の返済が下がったことによる収支上の恩恵や、生命保険と比べた時のコスト面での恩恵を受けやすくなりますので、最大級に低金利の恩恵を受ける事ができます。

キャンペーンのメリット②年金対策

もう一つのパターンが、お若い方が年金対策などの為に不動産を購入する場合です。

例えば30歳の時点で不動産を年金対策の為に購入するなら、家賃収入で支払いがまかなえている場合、自分では持ち出して支払う必要がなく、家賃の値下がりが無ければ原則自分でお金を出さなくても家賃収入がローンを全て完済してくれます。

 

低金利になる事で持ち出しが無くなったり、プラスで運用できるのであれば自身の資金をほとんど使うことなく完済まで持っていける可能性があります。

 

しかし、40歳から35年ローンを組んで運用をスタートすれば65歳で完済に至るには残り10年分の残債を自己資金で完済しなければならず、繰り上げた分低金利であることの恩恵はなくなります。

 

金利が安くなるのに追加の自己資金が必要なければ金利は安い方が良いに決まっていますが、コストがかかる場合は必ずしも得とは言えないので、自分の運用方針が金利のプランに合っているかどうかは良く考えてから選択する必要があります。

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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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