┃モデルケース②不労所得
前回は生命保険として不動産を購入される方のモデルケースをご紹介致しました。
今回は不動産収入をどんどん増やして、不労所得に変えていく方の物件の持ち方について具体的な持ち方をご紹介してみます。
この場合は不労所得をいかにして早く、そして大きくしていくかがポイントになります。
この場合の運用のポイントは購入時に組んだローンが完済されることです。
ローンの支払いがある内は不労所得とは呼べません。
早期に繰り上げて完済をすることを前提とした場合は、当然のことですが5,000万円の物件よりも1,000万円の物件の方が同じ資金なら早く完済できます。
不動産で完済を狙う場合に、多額の自己資金が必要になるのは最初に持つ1件目、2件目です。
最初の一件目の物件は組んだローンを完済しようとすると、自己資金で繰り上げ返済をする以外に原資がありません。
5,000万円の物件を購入し、35年のローンを満額で組んだ場合、完済時期を半分に縮めようと思えば2,500万円近い自己資金がなくては完済を早めることが出来ません。
しかし、金額の小さい物件であれば、はるかに小さいコストで完済できます。
完済された物件ができるとその先は、完済された物件から生まれる賃料収入が次の物件の返済を手伝ってくれます。
完済された物件が2件になると、次の物件からは3件分の家賃収入で1件分を返済することになるので、どんどん完済された物件が増えれば増えるほど、返済のスピードが上がっていきます。
ある程度から先は自分の自己資金を使わずとも資産が増えていく計算になります。
年金収入の為の不動産運用であれば完済しなければ家賃収入は全て手にすることができません。
この場合は年金収入とするために、完済のための具体的な計画が必要になります。
この場合も完済を早めていく工夫が必要になります。
ポイントとしては完済する物件を早く作るために、一件目は物件価格を抑えた物件を選ぶこと。
投じる事が出来る自己資金の度合いに応じて、一件目、二件目の完済をいつまでに終えられるのかをきちんと計算して計画を立てる必要があります。
二件完済されるとその後は三件分の家賃で一件のローンを返済できるので放っておいてもどんどん資産が形成されていきます。
ローンを組んで購入するだけではなく、ある程度自己資金も効果が高くなるように使って運用する方が運用のスピードも上がり、効率が良くなるという事ですね。
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