┃47都道府県別の生活意識調査から見えてきたもの
「暮らしやすさ自慢」で兵庫県と静岡県が同率で1位となりました。
東京は次いで3位となっています。
ソニー生命保険は12月、47都道府県別の生活意識調査を発表、全国の20歳~59歳の労働人口の男女4700人に対して調査し、ランキングを作成しています。
同様に「おこづかい」や「貯蓄額」のランキングも出ており、東京は583.2万円で貯蓄額は1位。
2位は京都で551.7万円、神奈川県が3位で541.5万円と続いています。
また、1ヶ月のおこづかいは1位は東京。
3万5,650円で、2位大阪(2万6,450円)、3位香川(2万5,600円)です。
コロナ疲れを感じている都道府県のランキングがあり、最も「コロナ疲れ」を感じているのは千葉県と兵庫県。3位が沖縄となっています。
兵庫県、静岡県はどちらも地元愛の強い傾向が見られます。
横浜も地元愛の強い傾向はあると思いますが、この二県は特にその傾向が強いのかも知れません。
暮らしやすさという点ではあまりフォーカスされる事の無い東京ですが、
東京は利便性だけではなく、暮らしやすさも備えているということですね。
コロナ禍にあって、お小遣いや貯蓄額に影響の出ている方もいるのかも知れませんが、全体の平均やランキングを見ても決して高い貯蓄額ではありません。
また、お小遣いに関しても1位の東京でもそう大きな金額でもない上、2位の大阪以降は2万円台とかなり厳しめの印象を受けます。
旅行者の多い沖縄はコロナ禍にあって、観光業の浮き沈みや、コロナウイルスの蔓延による疲れが出ている事が印象的です。
20代~50代と非常に幅広く集められたデータなので、落差は大きいのかも知れませんが、貯蓄額やおこづかいについては弱冠心もとない金額ですね。
┃まとめ
世界の株価は上昇しています。
景気が停滞し、コロナの影響を受け、なかなか景気好転の兆しが見えない中で、国は100兆円を超えるコロナ対策の資金繰りを強いられています。
国民の貯蓄額や月々のお小遣いを見ても、決して裕福とは言い難い内容なのではないでしょうか。
今後、コロナウイルスの様な大きなトラブルが無いとは言えません。
経済ショック、地震、戦争、テロ、そして病気など様々なリスクが考えられる中で、大きな打開策もないまま徐々に追い詰められている気がするのは私だけでしょうか。
国は様々なリスクを内包できなくなってきている気がしています。
最終的には自分の身を守るのは自分でしかないのかも知れませんね。
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