1K/1DKの家賃相場|8万円台の駅を黄色、12万円以上の駅を赤で表示|マンションくらし研究所より
┃同じ沿線でも駅ごとに家賃は違う!
不動産の家賃や価格は同じ電車の路線沿線であっても大きく相場が違います。
私は昔、常磐線沿線の北小金という駅から徒歩1分のアパートに住んでいました。
駅からは非常に近くて、コンビニも近く、大きなスーパーもあります。
1人暮らしをするには十分で、当時は通勤も一本で表参道まで行けて乗り換えもなく、電車も座れることが多くてそれなりに気に入っていました。
常磐線沿線の中で比較すると、松戸や柏は快速が止まるのと駅も大きいので家賃は高めです。
新松戸も武蔵野線との乗り換えがあり、2路線使えるので駅近は比較的高め。
北千住になると都内に入り、俄然家賃が上がってしまいます。
それが北小金では1階でしたが40㎡近くあり、ウォークインクローゼットも付いて、バストイレ別、新築のアパートで7万円と破格値だったのです。
広さも1人暮らしにしては十分でしたし、収納が大きく荷物もすっきり。
駅から近すぎて電車やホームの音が少しうるさいくらいで、特段気になるところもありませんでした。
もちろん古い物件ならもっと安い物件は沢山ありました。
駅から10分以上歩けばさらに安くなります。
柏周辺までの常磐線沿線の中では利便性の割に一番家賃が安かったのが北小金です。
これは当時かなり調べたので間違いありません。
快速が止まるという事や、街の便利さ、都心へのアクセスの良さを優先するなら、松戸や北千住に住みたいところですが、家賃はかなり上がってしまい予算オーバーでした。
小さいお部屋であれば同じ家賃でもないこともないのですが、荷物が収まりません。
┃住みやすい場所≒投資すべき場所ではない
この北小金は家賃の予算が小さい人にはいいかも知れませんが、投資家にとっては同じお金をかけて建物を建てても、少ない家賃しか取れないので効率は悪くなります。
同じ広さ、同じ仕様の建物ならどこに建ててもコストは同じです。
しかし場所によって取れる賃料が違うわけですから、当然場所のいい土地を持っている方が有利です。
極端な話、大きなオフィスビルも建設コストはどこでも同じと考えると、東京駅前の丸の内なら坪当たり5~6万円もの賃料が取れるのに板橋なら坪当たり2.5万円しか取れないかもしれません。
例えばマンションの家賃相場の検証については、今はインターネットで簡単に相場観を知る事ができます。
「家賃相場 沿線」とキーワードを入れて検索すれば沢山情報が取れます。
20年前には無かった機能です。
やはり今も変わらず北小金は最下位に近い事がわかります。
昔も今もそこは変わらないのです。
同じ様な建てものに住むことを考えても、上野になるとグッと家賃が高くなることがわかると思います。
中でも港区にあたる新橋はかなり高額です。
北小金の家賃の倍ではききません。
家賃が高いというのは人気があるという事です。
当然空室率も下がります。さらに家賃は建物が古くなっても下がりにくくなります。
新橋は法人契約も需要が豊富なため、家賃の値下げ交渉なども確率が下がります。
家賃の遅れや滞納、更新料の未払いなどの金銭トラブルは法人契約だとまずありません。
家賃が同じような建物でも半分以下しか取れない北小金は当然人気がないからこの価格になるのです。
私の当時の月収は手取りで14万5千円でした。
当然新橋には住めません。
北小金には私と同じ理由で物件を選んでいる人が沢山いるはずです。
皆さんは投資物件を持つならどこに不動産を持ちたいでしょうか。
家賃が下がらず、空室も少ない新橋なら安心して運用できますよね?
収益が安定するという事は、イコール価格、資産価値が安定する事にもつながります。
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