東京駅の丸の内側の高層オフィスタワーの建ち並ぶオフィス街と比べると、いくらかあか抜けないイメージのあった八重洲側に続々と再開発の手が入っています。
参考:東京駅前・八重洲エリアの再開発計画
https://best-tokyo.com/office/article/redevelopment_yaesunihonbashi
以前このブログでもご紹介しました、日本初出店となるBVLGARIのホテルを擁する東京ミッドタウンの建築は8割方完成というところまで来ています。
(建設中)東京ミッドタウン八重洲
八重洲通りを挟んで向かい側のエリアでも今回大規模な取り壊しが行われ、雑居ビルの集まっていた区画まるごと大がかりな取り壊し作業が急ピッチで進んでいます。
巨大な地下のバスターミナルの整備と同時に進められる今回の開発は八重洲一丁目東地区市街地再開発事業B地区開発とされ、大規模なオフィス棟の建築が予定されています。
以前こちらのブログでもご紹介しました、大手町のトーチタワー建設も近く、大手町エリアから八重洲エリアにかけての景観が一変しそうです。(記事はこちら)
三菱地所HPより
日本の首都である東京。
さらにその東京駅の目の前ですから、それなりの「顔」を持っていて欲しいところ、今回の大規模開発は当然といったところでしょうが、丸の内、大手町、八重洲、日本橋とかなり広範囲に渡ってこの10年の間だけでもかなりのスピードで街が様変わりしています。
もちろんまだ古いビルも沢山ありますので、今後10年ともなるとさらに建て替えが進み、全く別の姿になっていくのかも知れません。
しかし、基本的には開発を受けて街の価値が下がることはありません。
より便利に、高機能に、使いやすく、安全性の高い街に生まれ変わって、価値が上がることはあっても下がることは考えられません。
港区、渋谷区、品川区、新宿区等は今後も開発計画がたくさんあります。
何度もこのブログでも言っていることですが、人口が今後急激に減っていく地方では、リターンがないので再開発はしにくく、街の価値は下がる一方です。
今も大幅に人口が増え続けているのは日本の中でも「東京」だけです。
さらに東京の中でも再開発の計画が今後もたくさん控えているエリアは限られています。
今後10年、20年の中でさらに街の価値が上がることがあるとすればそれはどこなのか?
これは開発の計画を見れば一目瞭然です。
ではどこに投資するべきなのか?
これも言わずもがなですよね。