数千万円もの不動産をまったく人に会わずに買う!?

 

不動産購入における契約手続き

不動産を購入するにはかなり多くの書類に署名、押印をしなければ買えません。

基本的には対面での契約手続きや、十分な説明などが必要で人に会わずに買うという事はいままでの常識では考えられませんでした。

 

最近では電子契約が可能に

しかし最近では不動産の売買契約ですら電子契約が可能となり、重要事項説明もリモートでの説明が可能となってきています。

不動産業者の中にはサイトから申し込み、契約までをすべて人に会わずに行えるように仕組まれているものもあるそうです。

数千万円もする不動産をその商品を扱う不動産業者にも売主にも会うことなく引き渡しまでの手続きを完結するというのはなかなかすごい事だと私は思います。

 

弊社でも電子契約は可能となっており、現在はほとんどが電子契約となっています。
収入印紙がいらなくなるのでコストも安くなります。
高額の不動産になればなおさらです。

 

物件の確認もインターネットで

物件についても場所の確認や、簡単な内装の確認なら現地に行かなくともグーグルアースや写真、インターネット上で確認ができるため、直接物件を見ないで購入される方も非常におおくいらっしゃいます。

不動産という年収の何倍もの値段のついた買い物ですから、「信じられない」という方もいると思いますが、イメージ的には株を購入するのにいちいちその会社を自分の目で見に行かないので、それに近い感覚なのかもしれません。

 

もちろん不動産の投資では、海外の不動産に投資する場合もあります。
この場合は見に行くというのも容易なことではありませんので、現地の地図や写真など見て説明を受け、良さそうなら買うということもあるでしょう。

日本の中でも私たちのお客様は全国にいらっしゃいます。
しかし扱う不動産は東京都心部だけなので、地方のお客様の場合は同様に見て確認するのは難易度が上がります。

 

直接視認が必要なところもある?

自分で住むわけではありませんので、あくまでも収益になるかどうかが大事なわけです。

自宅の場合は見ないというわけにはいきませんが、不動産には直接視認しなければわからない点があるのも事実です。

例えば臭気や騒音、坂道であるかどうかや、ゴミ捨て場、自転車置き場などの状況です。

とはいえ、やはり投資物件については直接見に行くという方は1割もいないでしょう。

 

海外の不動産だと、建物が思ったよりもチープな造りだったり、周りの環境が思ったよりも閑散としていたりと聞いていた話と実際のものの差が大きいこともあるので現地を見ることをお勧めします。

ただ、日本の不動産なら建物がよほどおかしいということはありませんので、最低限の確認を行っていれば現地を確認せずに買ったとしても大きな間違いはまずありません。

 

だとしても、どんどん手続きが簡略化されて人に会わずに買うというのも味気ないですし、やはり信頼できる担当者や会社から買いたいと思うのは私だけではないのではないでしょうか。

 

便利になった今だからこそ大切にしたいコミュニケーション

ある意味信用で成り立っている商売でもあるため、信頼してくださるお客様もたくさんいます。

室田さんが紹介してくれる物件だからといって買ってくださるお客様もいますので、当然変なものはご紹介していません。

必要な書類が簡略化できたり、膨大な書類を保管しなくてよくなるのは助かります。

最近は私もリモートで画面越しの打ち合わせを行うことが多くなりましたが、いまだに違和感を感じていたり、やはりお会いしてご説明させていただく方がしっくりくるのは考え方が遅れているのでしょうかね??

 

 

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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