皆さんはビットコインには投資していますか?
ここ数年で大きく価値をのばしたビットコインに投資をしていた人は、手持ちの資産を大きく伸ばしています。
このビットコインの急伸は度々話題となっていますので、目にしたことがある人もいるでしょう。
500万円投資したものが7000万円になったという方もいます。
すごいですよね。夢があります。
しかし、不動産にはこういった瞬発力がありません。
投資した物件が5年で3倍になった!ということは100%ありません。
(100万円で買った物件が300万円になったというのはもしかしたらあるのかも知れませんが、都心のまともな物件しか扱わない私は少なくとも聞いたことがありません)
瞬発力のある投資が結果を出している時は、ニュースで目にしたり、噂で耳にすることも多いでしょうが、不動産でそういった話題はほとんど聞かない事でしょう。
ましてや不動産で利益が出たとしても、同じものを買うことが出来ません。
ビットコインなら「じゃあ私も」と思っても同じものに投資できます。
不動産は同じ物件を買うことができませんので、物を選ぶ予備知識のない方は踏み切れないでしょう。
投資している人がいて、同じ銘柄に同時に投資できる株式やビットコイン、FXなどと違い、不動産は投資している人と同じものを買うことが出来ない側面もあります。
不動産で節税している人、不動産で利益が出ている人がいても、自分が同じようにいくのかどうかが自信が持てないということもあるのではないでしょうか。
いずれにしても、FXで荒稼ぎしている人、株式で儲かっている人、ビットコインで億万長者になっている人などは話題になりやすく、夢があるので話に出てきやすいのではないでしょうか。
一方で毎月決まった家賃は入ってくるものの、ワンルームマンションなら8万円前後の家賃収入を産むのがせいぜいの不動産投資は非常に地味に見えます。
8万円入ってきても人生が大きく変わる気はしません。
ましてやローンで購入するとその家賃すら支払いに充てられ、なにも手元には残らず、物件によっては持ち出しすらあり得ます。
見た目からして、大きく儲かったり、人生が変わるほどのインパクトが無いように感じるのも無理はないでしょう。
そのわりに投資金額が大きく、借り入れをしてまでとなると躊躇したくなるのもわからない訳ではありません。
しかし、不動産にはほかの投資にはない「確実性」という魅力があります。
家賃収入は不安定なものではありません。
高い精度で取れる賃料の性質がわかると、投資金額が大きいと利回り自体は低く見えても1億円なら利回り4%でも毎年400万円もの利益となります。
時間が10年経過すれば4000万円と利益も莫大な金額となるのです。
例え瞬発力のある投資が10年に一回4000万円の利益を生んだとしても、不動産なら当たり前の様に生み出すことができる利益なのです。
この違いがわかると不動産投資の魅力が少し理解できると思います。
浮いた話ももちろん魅力があり面白いと思いますが、それと同等の利益をもっと確実に産めないのか?と考えるなら不動産投資は非常に適しているでしょう。