今回は元祖あんみつのお店のご紹介です。
浅草や京都などの日本らしさのある観光名所などではよくお目にかかりますが、日常的にはあまり食べる機会の少ないあんみつ。
実は銀座にある「若松」が発祥なんです。
当時はまだ甘いものというだけでもご馳走だった時代。
常連のお客様からもっと甘いものをとの要望を受けて2代目森半次郎があんみつを生み出したそうです。
今ではだれでも知っている定番メニューとなっていますし、白玉あんみつ、クリームあんみつと更に進化を遂げています。
素材を吟味した銀座若松のあんみつは、小豆は十勝産、赤えんどう豆は富良野産、黒蜜は奄美大島の黒砂糖を使い、あんこは短時間でさっと炊き上げているため砂糖が多めでものど越しのよい食べやすいあんみつに仕上がっています。
季節ごとに変わりメニューもあり、今回は白玉クリームあんみつとほうじ茶あんみつを頼んでみました。
思っているよりもサイズが大きく食べ応えもあります。
私はあんみつが大好きというわけではなく、むしろ食べる機会もほとんどないので明確な違いというと自身はないのですが、あんこが甘いのに非常に軽く感じて食べやすかったです。
黒蜜も上品な味で、少なくとも私が食べたあんみつの中では一番おいしかったです。
▼白玉クリームあんみつ
▼ほうじ茶あんみつ
価格はなんとなく頭の中にあるあんみつよりも高めな気がしますが、そこは元祖の味わいがあればこそでしょう。
抹茶のクリーム白玉あんみつも美味しそうです♪
東京には様々元祖のお店がありますが、スイーツや和菓子の元祖も多くあります。
以前にこのブログでご紹介しましたイチゴ大福やトップス、不二家のショートケーキ、くずもちなども本当におすすめです。
調べれば調べるほど出てきます。
食のルーツを知ると、当時の背景や開発秘話などのお話もありますのでより関心が高まります。
しかも、本家である元祖のお店はだいたいどこも美味しい。
古いお店が多いので、時間が経過すると食べられなくなる可能性もありますので、ご興味のある方は近くに寄った時にでもぜひ行ってみてくださいね。