投資のきっかけは百人百様

2019/06/20

貯金

┃投資を始めようと思ったきっかけは?
投資を始めるきっかけはそれぞれに理由が違います。

 

ポジティブな理由で投資を始められる方もいらっしゃれば、リスクを身近に感じたことで考えが変わったという方もいらっしゃいます。

 

投資は働いている以上必然ではない。そう考えている方もいらっしゃいます。

 

たしかに勤労所得があれば生活はできるでしょう。

 

そう考えれば、投資の必然性は生活をするだけならありません。

 

ただし、老後の生活では基本的に働くことができない可能性があるため、働いている内に老後の生活のための資産を形成しておく必要があります。

 

せっかく働いて稼いだお金ですから、つまらない投資で損をしたくないと考える人。

 

逆にせっかく働いて稼いだお金だからこそ、きちんと考えて運用し増やしたいと考える人と意見がわかれます。 

 

貯金が得意な方、そうでない方、運用に興味がある方、またそうでない方、様々です。

 

 

 

しかし今ご相談を受けるお客様には、今まで運用を考えたことがないという方が沢山いらっしゃいます。

 

なぜでしょうか。

 

 
┃実際にお客様から聞いたきっかけ

 

インターネットで情報が取りやすくなったこともひとつは理由としてあるかもしれませんが、投資を今まで考えなかった方が投資を考えるのには何か他に理由があるのです。

 

 

 

比較的ポジティブな理由で検討される方

 

・ご友人などの身近に投資をしている人がいてその話を聞いて興味を持った。

 

・テレビや雑誌、インターネット、書籍等で投資で成功している人の話を聞いた。

 

・余剰資金を預金しているだけでは金利も付かず勿体ないと思い運用先を探している。

 

・相続などで大きな資金が入ってきて運用先を検討している。

 

・子供が大学を出て独立したので、お金に余裕ができた。

 

・自宅を完済したので、資金的に余裕ができた。

 

 
リスクを感じた、もしくは危機感を覚えたことにより、運用を始めた方

 

・病気をした経験があり保険の必要性を感じた。

 

・離婚したことにより今後のことを考えると経済的にも不安がある。

 

・身近な方が亡くなったことがある。

 

・身近な人が金銭で苦労したことがある。

 

・年齢の割に貯金などの現状の金額が満足でなく不安が大きくなっている。

 

・自宅のローン完済などを考えると、退職金だけでは老後の資金が全く足りていない。

 

・子供の教育費がかかりすぎて貯えがない。

 

 

 

この様に、よりプラスの状態を目指して運用を開始される方もいらっしゃれば、人生の内に直接的なリスクを感じる局面があって、リスクを軽減する必要性をリアルに感じた場合に、能動的に投資を検討されている方もいらっしゃいます。

 

いずれにしても、今の運用先が変動要素が強く不満がある、貯金の金額に不満がある、

 

貯金による預金金利に不満がある、税金が高すぎるなどの、不満を解決するために投資を検討している場合と、手元にある資産をより有効に活用したいというご要望がほとんどだと思います。

 

 
┃投資をする=損をする??

 

よく損をしたくないから投資はしないという方もいらっしゃいます。

 

しかし、投資をしなかったからといって損をしないという事にはなりません。

 

例えば貯金しかしていなければ、この先物価が上昇していくと今まで1,000円で購入できたものが購入できなくなります。

 

しかし、お金を金(地金)に変えていると金は物価が上がると価値も上昇する為、インフレになればその時の物価により価値が上がります。
インフレの場合はお金を持っていると損をして、金でもっていると損をしないことになります。

 

結果投資や、インフレ対策をしないで貯金をしているだけだと、インフレの傾向が強くなるほどに損をすることになってしまいます。

 

不動産も物である以上、インフレの局面ではその資産価値が上昇します。

 

中にはインフレ対策の為に購入するという方もいらっしゃるのです。

 

 

 

投資を考えるきっかけは様々ですが、その選択した投資がご自身の感じている不満を解決してくれたり、目標をその投資が達成してくれたり、その投資の精度や、自分の将来のプランにとって有効なのか、自分の性格やリスクの許容度に合っているのかが非常に重要になると思います。

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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