こころの病という大きな社会現象

2019/12/21

健康

先日経営者層のみの参加にしぼられた異業種交流会に参加してきました。

 

 

当日は経営者向けのセミナーがあり、そこで聞いたお話について書いてみようと思います。

 

 
┃増え続けるうつ病…

 

最近はいわゆる「うつ病」を患う方の数が増え続けているそうです。

 

 

 

うつ病により勤めることが難しくなり、仕事を休職している方の人数が多くなっているとの事でした。

 

特に公務員もこの数が大きくなり続けており、なんと10万人が休職していて、現在もその方たちに給与はでているそうです。

 

この支給している給与の総額がなんと毎年5,000憶円。。。

 

ものずごい金額です。

 

 

 

これが税金から支払われているとなると、いい気はしませんが問題はそこではありません。

 

一般の企業にも同様にこころの病を持っている方が沢山いるはずです。

 

 

 

本来なら社員として働き、企業に利益をもたらすはずの社員が一転、病気になれば会社の為に働くことができなくなります。

 

仕事が原因のこころの病となれば会社が切り離すこともできず、休職扱いにする他ないということもあるでしょう。

 

 

 

経営者の方々は皆さん大きく頷きながらお話を聞かれていました。

 

┃心の健康状態が会社の業績に繋がっている?? 

 

様々な統計データにおいても、会社の業績が上がっている企業は、アンケートなどの結果、この心の健康状態が良い社員が多いとの事でした。

 

様々なアンケートの結果や、会社の業績の傾向も資料として見せて頂きご説明を頂きました。

インターネットでも【仕事】とキーワードを入れると、そのあとに続く候補が、
仕事 きつい…
仕事 つらい…
などと検索ワードの候補が続くそうです。

今やこういった仕事に関連して心を患ってしまう方が多くなり、社会現象になっているのです。

 

2018年に公認心理士という新しくできた国家資格の初めての試験が行われました。

 

今までは、臨床心理士という資格しかなかったのですが、新しい資格が新設されたのです。

 

それだけこの「こころの病気」に対しての対策が必要になっており、現在重要度が高くなってきているという事です。

 

 

 

今や人を雇っていく会社側にも、様々な実質的な対策を取っている所が多くなっています。

 

こういった社会現象に対して的確にアドバイスをし、未然に病気を防ぐ、また対処をして改善につなげていく必要がでてきているのです。

 

 

 

セミナーをしてくださった企業の社長さんは人事評価の新しい仕組みを作っていらっしゃるとの事でした。

 

お話も非常に上手くて、聞くだけでも大変勉強になりました。

 

今後もこういった機会があればどんどん参加していきたいと思います。

 

 

 

投資や将来の事も大事ですが、それも全て健康あってのものだねです。

 

 世の中には新しいサービスや新しい考え方が沢山生まれています。

 

 

 

同じ会社に毎日通い続けていれば、なかなかそういった新しい情報にふれる機会もないですが、投資の情報のみならず、新しい情報を得ることは損になる事がありません。

 

 

 

新しい発見や、考え方、サービスをしる事で、皆さんの情報がアップデートされ、その先の人生が大きく変わったりすることもあるでしょう。
たまには興味のある事だけではなく、他の分野のセミナーなどに出てみるのも良いと思いますよ。

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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