昨年中も大変お世話になりましたが、今年も皆々様のお世話になります。
どうぞ一年よろしくお願いいたします。
今年のブログ一発目です。
┃2020年の大発会
株式市場も大発会を迎え、今年の相場を占う重要なイベントを無事終えています。
10月頃から年末にかけて10%程上昇した日経平均は年明け大発会を454円安と大幅安にて終えました。
年末相場が上昇したこともありますが、株式市場については以前もお話した通り、バフェット指数において割高という判断になっていることもあります。
年末相場が例年上昇しやすい傾向がある為、年初においては今後大きな相場の下落に注意をして頂ければと思います。
不動産については、年初公示地価価格が1月1日を基準日としてまとめたものが3月に発表になります。
ここ数年連続して上昇している地価が今年どうなっているのか、気になるところです。
┃2020年以降もマイナス金利は継続…??
最近ではスウェーデン国立銀行が去年末の12/19に約5年に渡って続いたマイナス金利を解除しました。
これには現在マイナス金利を導入している各国がその後に注目しています。
マイナス金利の導入に当たっては、景気の活性化に寄与する一定の効果があると考えられています。
だからこそマイナス金利を導入している訳ですが、この政策が長期化し、一時的な特効薬ではなく、恒常的に使われるというイメージになると、もしかすると市場には悪影響がでるのではないか?という疑念が今回のスウェーデンのマイナス金利解除につながっています。
要は経済が好転し、十分な結果を得たからマイナス金利を解除したのではなく、マイナス金利の副作用や悪影響を懸念した結果として、マイナス金利の解除に踏み切ったのです。
例えばそのマイナス金利解除という判断が、今後経済に良い影響を与えるとどうなるでしょうか。
その場合はマイナス金利を導入して以降、長期に渡ってその状態を維持して、我慢を続けている各国は一斉にマイナス金利を解除する方向に動き出す可能性が出てきます。
日本ももちろん例外ではありません。
マイナス金利を解除することで、経済に良い影響が確認されれば日本もそれに追随する可能性が出てきます。
このスウェーデンのマイナス金利解除が経済にどんな影響を与えるのかは、過去にマイナス金利を導入した経験がない日本にとって、当然解除の経験もありませんからスウェーデンの判断がどんな結果に繋がるのかを注視しているのです。
もしも、今後スウェーデン同様にマイナス金利が解除されるとなれば、住宅ローン金利や不動産投資のローン金利は上昇します。
金利が上がれば自宅、投資問わず不動産は購入しにくくなるでしょう。
その場合物価や市場の相場観、景気そのものにもある程度大きな影響があるものと思われます。
今後のスウェーデンのマイナス金利解除の影響がどう出るかによっては、各国の中央銀行に大きな動きが出る可能性を秘めていることになるのです。
不動産相場だけではなく、様々な影響を与える可能性があるマイナス金利の動向については、しばらくの間気を付けて見ていく必要性があるでしょう。
┃2020年の東京
今年は夏にオリンピック開催というビッグイベントも控えています。
否が応でも世界から大きな注目を浴びるであろう「東京」
改めて東京という都市の力や魅力が世界中に周知されることになるでしょう。
SNSの普及により外国人旅行者からの口コミも大きな影響を持つようになっています。
独自の文化を持つ日本は、より大きな注目を集めるでしょう。
オリンピックが終わると不動産相場はどうなるの?とご質問を受けることもありますが、十分に成熟した都市機能を持っていて、人口も流入して増え続けており、豊富な需要がある東京の不動産がオリンピックが終わったからといって、大きく不動産市況が影響を受けて価格が暴落するようなことはまず無いものと予想されています。
新築が建ちにくくなっている都内の好立地エリアは、今後さらに中古の不動産を中心に取引が集中するものと思われます。
中古の投資不動産を主力商品としてご紹介している私たちは、中古マンション投資のリーディングカンパニーとして、きちんと利益になる資産性の高い不動産の提供、ご提案が出来るように今後も尽力してまいります。
今年一年、このブログにおいても、運用に関する積極的な情報提供により皆さんに有益なブログだと感じて頂けるように頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
では皆様にとってよい一年になりますように。