逆に資産が価値を落さない、または値上がることがあれば利益も取りやすくなります。
購入したマンションの価値が将来落ちるのか、そうでないのかの見定めのポイントがあります。
今回は値崩れについての条件、逆に値崩れを起こさないマンションのポイントを見ていきたいと思います。
ちょうどSUUMOの発行しているフリーペーパーで値崩れしないマンションの特集を組んでいたので、そのデータも参照しながらお話させて頂ければと思います。
高く売れる家の条件として、特集の中ではいくつかの項目に分けて比較し、その騰落率がわかりやすく数字で表示されていました。
┃①駅徒歩分数
まず、駅徒歩分数については
4分未満 100.6%
4分以上7分未満 99.6%
7分以上10分未満 91.4%
10分以上13分未満 90.0%
13分以上16分未満 86.3%
16分以上 78.4%
となっています。
ポイントは2つ、7分以上と13分以上で大きくリセール率が2段階に分けて下がっています。
特に7分未満については価格の下落傾向が小さく、リセールに有利という結果が出ています。
投資マンションは特に利便性を優先される方が多い上に、賃貸の募集時の反響に影響がある為、この点は投資の際に大きなポイントになります。
弊社でも基本は徒歩7分圏内を仕入れの際の評価基準としています。
┃②総戸数
次に総戸数です。
100戸未満 86.6%
100戸以上200戸未満 90.0%
200戸以上 104.3%
戸数に関しては少し大雑把な仕切りかも知れませんが、総戸数が多い方が売りやすく、高値がついている印象です。
ただし、タワーマンションはリセールには強いのですが、将来修繕積立金が値上げになると管理費が高額になることもあるので、将来修繕積立金があまりにも高くなるようだとリセールの際に不利に働く可能性もある為、まだ築年数が浅いタワーマンションが多い今の相場は、リセールのデータとしてはいまいち参考にするには信憑性が薄いと私は思います。
┃③住戸の階数による違い
1~9階 88.3%
10~19階 98.5%
20階以上 113.7%
こちらは階層が高いほどリセールに有利という結果になっています。
高層階、特に20階以上のデータは主にタワーマンションのデータによる影響が大きい為、先程の理由と同じ理由で、あくまでも参考程度として認識しておいた方が無難だと思います。
むしろ10階~19階のリセールの価格はほとんど落ちていないので、タワーマンション以外のデータが多く含まれるこちらのデータはかなり信憑性があると思われます。
┃④間取り
2LDK 101.8%
1LDK 98.2%
3LDK 92.4%
間取りに関してはそもそも供給数が少ない2LDKがリセール価格で有利な結果になっています。
競合する物件が少ない割に、少子高齢化により意外と需要が高くなっている間取りで、探しても見つかりにくい2LDKは売り出し価格において3LDKなどの物件数のある間取りと比べると高く売れる傾向が数字に出ています。
┃まとめ
その他にも条件として、方角や築年数よる比較データも例が出ていました。
売りやすい物件の条件としては他にも、免震構造、大型商業施設が近くにある、角住戸、閑静な住宅街、敷地内に駐車場がある、駅直結、24時間有人管理、大きな病院があるなどが売りやすい物件のポイントとしてあげられています。
これはあくまでもご自宅としてのマンションのリセールポイントですので、駅が近い等の共通事項もあれば、逆に投資の観点では全く必要がない、もしくは加点ポイントにならないこともあります。
資産を購入する際はこういったリセールに有利に働くポイントを抑えて購入するのもいいと思います。
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