大きな損失を抱えて塩漬けになっている状態の方も多いと思います。
投資をする際にどんな事に注意すればいいのでしょうか。
これは私なりの持論ですが、いくつかのポイントがあります。
┃投資のポイントとは??
まず一つ目は、大きく負けないことです。
原資がなくなってしまっては投資を継続できなくなってしまいます。
必ず余力を残して投資をすることをお勧めします。
これは上手くいっている時、ピンチの時にかかわらず非常に重要な項目です。
安定してプラスの結果を得ていると、ずっと上手くいくような錯覚を起こします。
まるで自分の選ぶ投資は全て上手くいくかの様な錯覚を起こすのです。
そうなると投資判断が大雑把になり、投資金額もどんどん拡大してしまう傾向が見られます。
そういう時ほど慎重になるべきです。
コロナショックやリーマンショックなどの大きな変動時には投資を広げ過ぎた分だけ大きな痛手を被ってしまいます。
相場が急激に下がった時に再投資できる余力を必ず残して投資をするべきす。
逆にピンチになった時は損を取り戻そうとして、ハイレバレッジな投資に大きく資金を入れてしまったり、無理な投資をしがちです。
基本的に株式相場は下げ相場の方がスピードが早く、相場の下がり幅も大きい物です。
相場の上昇を狙って投資するのであればある程度長い時間を必要とします。
じっくり時間をかけて取り戻すことを意識した方が良い結果を生みます。
┃リーマンショックでも負けなかった理由
リーマンショックの年も私は投資では負けていません。
この時はどうやって負けを回避したかというと、下げ相場に入ったらすぐに全て売却してしまいました。
例えば100万円投資をしていて、90万円になった時点ですぐに全て売却して現金化してしまいます。
10万円損をしている状態で損切りをしてしまいます。
その後相場が80万円になったら、3分の1の資金で買い戻します。
さらに相場が下がる様であれば70万円になった時点でまた3分の1の資金で買い増しをします。
この時点で2度の買い付け価格の平均は75万円となります。
それ以上相場が下がらなそうな気配が見えたら残りの3分の1をさらに投資します。
結果自分の持っている株の平均取得価格は73万円程になります。
こうなるとたった3万円回復するだけでも投資金額は回収できる事になります。
その先は相場が反発して上がれば利益になっていきます。
しかし取得できた株数は暴落前に持っていた株数よりも安く購入できたことで、同じ金額の投資をしても、保有株の口数は安く買えた分増えており沢山持っている事になります。
保有株数が増えると配当もその口数分もらえる事になるので回復が早くなります。
株を多く持っていると反発した時にその分より大きなメリットを享受できるので、一気に資産状況が回復します。
┃資金を小分けにして被害を小さく
資金を小分けにすることで、想定外の状況にも対応できます。
ポイントは大きなニュースがあり、相場が急落することが明確な時はすぐに売却をしてなるべく被害を小さくすることです。
ここでフットワークが重くなるとより大きな被害を出してしまいます。
大きなニュースが原因の時は一旦損切りしてしまう方が大抵の場合は得をします。
相場の下落要因が明確でない場合は、売却も一度にせず、何回かに分けて行います。
売却した途端に相場が上がることもあるので、そのリスクを軽減するためには一部だけ売却をして様子をみるのです。
┃まとめ
あくまでも平均取得価格を調整する買い方、売り方をしていれば大きく負けることはありません。
ニュースなどで相場が動く要因がある時はなるべくこまめに売り買いを繰り返します。
単純な言い方をすれば、相場が下がっていくときに1万円→3万円→9万円→18万円と相場が下がる限り投資資金を増やして買い続けていけば反発した時に必ず取り戻せます。
原則は資金が無限にあるなら理論上負けることはありません。
負ける理屈があるとすれば、タネ銭が尽きてしまって買い増しが出来なくなった時だけです。
これは他の投資にも当てはまる理屈なので、ご興味のある方は実践してみてはいかがでしょうか。
逆に負ける人は急に相場動いても売却せず動かさない。
さらに価格が上昇し儲かっていて利益が出ている場合でも
利益が取れる状態になっていても売却せず、利益の確定をしません。
上がっている時に利益を確定できず、結局下落して長い時間が経つと景気が悪い状況が怖くなり損切りしてしまいます。
当然これでは儲かりませんよね。
負けなければまた投資できます。こまめに動いてこの状態を維持できることが何よりも重要です。
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