不動産投資に限らず投資では負けることがあります。
投資で負ける要因とはなんでしょうか。
いくつかの要因が考えられるので項目別に考えてみたいと思います。
┃投資で負ける要因①経済要因
まず1つ目は経済要因です。
日本経済、世界経済の低迷によりいわゆる不景気になる事で、その影響を受けて負けることがあります。
株であれば相場が下がったり、配当が出なくなったことにより収益が落ちたりします。
経済要因は比較的予測したり、事前に察知するのが難しく、経済の悪化の要因を上手に回避するのは困難です。
ただし、歴史を見る限りはどんなに大きな経済ショックも、現在まで継続してその状況が続いているということはありません。
必ずどこかで問題は解決したり、時間が経過する事によって回復しています。
要はその瞬間の出来事なので、回復を待つことができる体力があるかどうかがカギになります。
マンション投資はこの経済要因による影響を他の投資に比べてあまり受けません。
家賃が変動しにくい特性があるからです。
┃投資で負ける要因②人的要因
次に投資に負ける要因としては人的要因です。
よくわからず投資をする。人に勧められてなんとなく良いと思ったから投資をする。
調べたり検証せずに投資をする。損をして取り返そうとする。
こういった感情的に、感覚だけにたよって投資をすることで失敗するケースが多くあります。
この点はリスクヘッジできる事が多いと思います。
事前に勉強する、検証する、プロにアドバイスを受ける。また感情的に投資をしないことなどでリスクを最小限に抑える事ができるところだと思います。
┃投資で負ける要因③事故
3つ目に負ける要因としてはいわゆる事故です。
地震などの自然災害の影響を受ける、投資した会社が事故によって大きな損害を負う、投資した不動産に火事などの事故が起こるなどです。
大きな自然災害の場合は、瞬間的に相場にも大きな影響がでることもあります。
この要因も自分の力ではリスクヘッジがかけにくい項目です。
不測的に起こる自然災害や事故は、株式投資や為替の取引ではあまりにも市況の変化のスピードが早い為、対応が非常に困難です。
瞬間的に大きく下がっていく相場に対応しきれず、大きな損失を被ることもあり得ます。
不動産の場合は自然災害を含む事故に対して、ほとんどの場合事前に保険をかけることができるので、他の投資と比べると保険をかけておけることで影響は最小限に抑えることができます。
株や債券、FXなどでは投資するに当たって災害時の保険はかけられません。
┃投資で負ける要因④個別要因
そして4つ目は個別要因です。
投資対象を選ぶ際に、何に投資をするかで結果が変わります。
株で投資をするにしても、どの企業の株に投資するかで当然結果は変わります。
投資の根拠はそれぞれの会社の過去の業績や今後の展望、ビジネスモデルやその収益の伸び率など様々な根拠があるでしょう。
不動産の場合は投資する場所や建物、商業ビルなのか駐車場なのか、もしくはマンションの一室なのか、それぞれ自由に選んで投資できますが、間違った選択をすれば当然投資に負ける可能性も出てきます。
この4つ目の要因も投資をするにあたり、ある程度事前にリスクヘッジがかけられます。
投資をするに当たって何を基準に対象を選ぶのか、プロにアドバイスを受けたり、書籍やインターネットで調べたり、ポイントを抑えた上で投資対象を選択をすることによって当然負ける確率は大きく下がるでしょう。
┃まとめ
まとめると、不動産投資の場合は1つ目の経済要因の変化においては家賃収入が経済の影響を受けにくいという特性を持っているため敗因にはなりにくく、3つ目の事故のリスクは保険が掛けられるため実質的に大きなリスクには直結しにくくなります。
この2点は他の投資だと敗因に直結してしまうほど大きなリスクとなり得る要因ですが、不動産は比較的リスクが小さいといえます。
2つ目の人的要因から生まれるリスクと、4つ目の投資対象という個別要因からおこるリスクは自身の努力や専門的なアドバイスを受けることによりリスクヘッジが可能です。
個別要因については株式と違い、不動産は素人でも非常に判断しやすいという特徴があります。
なにしろ不動産は直接目で見て確認できますので、自分の目で見て住みやすそうだとか、いい物件だということであれば大抵の場合そこには投資対象として大きな問題がありません。
専門的な知識がなくとも、立地や間取り、建物は見ればある程度素人でも十分に判断が可能です。
いずれにしても投資をする前に負ける要因はなるべく可能性を少なくしてスタートしたいですよね。
上記の点を踏まえて、リスクをうまくコントロールして出来る限り低リスクな状況を作って投資できれば、当然勝てる確率も上がってきます。ぜひ参考にして頂けたらと思います。
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