┃土用の丑の日とは??
夏の風物詩といってもいいと思いますが、土用の丑の日に鰻を食べるという日本の風習。
毎年決まって鰻を食べている方も多いでしょう。
夏、暑さに負けて体力が落ちる時期に鰻を食べて精をつけるという意味があります。
土用の丑の日とは五行に由来する暦の雑節だそうです。
四立(立夏、立秋、立冬、立春)の直前約18日間をいうそうです。
という訳で実は土用の丑の日は年に4回あるんです。
俗には夏の土用を指すことが多く、土用の丑の日には鰻を食べる習慣があります。
毎年日にちは変わりますし、土曜日のことではありません。
ちなみに今年は7月21日です。
日本で暑い夏の時期を乗り越えるために栄養価の高い鰻を食べるという習慣は、実は万葉集にも詠まれているそうです。
土用の丑の日に鰻を食べる様になったのは安永・天明(1780年前後)の頃からとのお話です。
現代は栄養価の高い食べ物が多いので、実質的には鰻を食べる効果は薄いようですが、当時の食事から考えれば滋養強壮にはある程度効果があったのでしょうね。
平賀源内が商いの相談に来た鰻屋に、夏に売れにくくなる鰻を売るため、店頭に「本日丑の日」と貼り出すことを勧めると、その鰻屋が大変繁盛したことで他のお店も真似をするようになった。との逸話があります。
鰻は本来秋口から冬に入る手前が旬です。
夏の鰻は弱冠味が落ちるといわれますが、土用の丑の日と聞くと食べたくなりますよね。
┃おすすめの鰻屋さんを紹介!
今回は私が昔から通う鰻屋さんで「小柳」をご紹介致します。
鰻ではかなり有名なお店で、私は室田家のお墓が浅草にあるので法事の後に親戚一同で鰻を食べて帰るのが習慣になっていたので、むかしから度々このお店には行っていました。
「東京」「鰻」「うまい店」などのキーワードで調べるとネットでもすぐにヒットします。
小柳は大正15年、1926年創業でまもなく創業100周年を迎える老舗中の老舗です。
営業時間は11時30分~21時00分です。
毎週木曜日が定休日で、銀座線の浅草駅から徒歩4分程です。
私はこの小柳の鰻が「日本で一番美味い」と思っています。
他で食べても美味しいところはあるのですが、他のお店で食べるとよけいに小柳に行きたくなります。
ここの鰻は後味があっさりしていて甘さが後を引きません。
タレの色が少し薄めでさっぱりしています。
うなぎはふわふわで香ばしく、肉厚。
今まで鰻がダメという人も連れて行ったことがありますが、ここの鰻は食べられると言っていました。
骨もほとんど気にならない柔らかさです。
一つポイントですが、松と竹で金額が違うのですが、必ず上の松を選んでください。
身の厚みや柔らかさがこのお店の場合は全くの別物です。
価格は松が3,200円、竹が2,700円です。
ちょっと値は張りますが食べたら決して後悔しない価格だと思います。
今回はサイドメニューで「鰻巻き」「水ナス漬」「きも煮」も頼みました。
水ナスは夏にしか出回らないですが、関西の方では夏に非常によく食べます。
みずみずしくて非常に美味しいので、夏にここに来たら必ず頼む一品です。
それぞれ絶品なので是非注文してみてください。
極上の鰻を上品な味の肝吸いとご一緒にどうぞ。
一度食べたら忘れられない味だと思います。
長い梅雨で疲れてしまった身体にはうってつけですよ。
電話でもご予約できるので、事前に予約して頂いた方がいいと思います。
土日は混んでいて外までお客様が並んでいる事も多いので時間に余裕がないとたどり着けないかも知れません。
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