不動産だけができる年金対策の特徴とは?Vol.1

2020/09/25

年金

年金対策というと皆さんはどんな方法を取っているでしょうか。

私はこの仕事についてから年金対策の為に不動産を持ちたいというお客様と、沢山お話をしてきました。

まず、年金対策として具体的な対策を綿密な計画を立てて臨んでいる方は人数が非常にすくないという印象をうけます。

なんとなくお金を貯めている。または退職金と貯金と年金保険等でなんとかなるのでは?と思っている人が大半であるということです。

おそらくこの記事を見ていらっしゃる方も、ほとんどがそうではないでしょうか。

一般的な年金対策 

年金の為の具体的な対策は大抵の場合、貯金か保険です。

それ以外の具体的な対策はほとんど目にしません。

きちんと勤め上げて、厚生年金を支払い続けている方は一応年金がある程度の金額で入ってくるので、夫婦で20数万円の年金が入ってくれば最悪は食べられなくて死ぬようなことはないでしょう。

ただ、逆にこの気持ちが年金対策に対しての必要性を鈍らせているのではないでしょうか。

実際に20数万円で夫婦二人が生活をするのは決して楽ではありません。

1人分なら14.5万円が厚生年金の受取額の平均値です。

世界一年金事情の良いオランダは単身者1人の受取額が29万円です。

これは月収42万円の単身者の普通のサラリーマンが受け取る年金のモデルケースです。

日本とはまるで受け取れる金額が違います。

年金に対してなにか対策をとる時、一番多いのは貯金と保険です。

貯金は現在日本ではほとんど預金金利が付かないので、運用の効果はほぼありません。

保険で積み立てるのなら、年金保険で積み立てれば少し増えて返ってきます。

 

私が目にしたことのある皆さんの年金対策はほとんどがこれです。

年金保険で月々1万円~5万円程度を貯めている。

これが普通だと思います。

これ以外では株で運用している、投資信託で運用しているという人はいますが、あまり年金という明確な目的の為に株や投資信託で運用している人は少ないと思います。
漠然とお金を増やすために運用している方がほとんどです。

年金という明確な目的の為にしている運用は貯金か保険が常だと思います。

不動産で運用する年金対策とは 

では不動産で運用するとなにが違うのか?

私が考える年金のベストプランは25歳になったら投資不動産を1件購入することです。

なぜか?

都内の飯田橋12万円家賃の取れる投資マンションを1件投資で購入したとします。

35年ローンで物件価格に対して満額の融資を組み、月々の支払いが家賃収入から賄えた場合は持ち出しはゼロです。

35年ローンなら60歳には完済できます。

自分の資金はほぼ使わずに完済して、60歳から家賃収入を受け取る事ができます。
公的年金は65歳からですが、5年も早く年金を受け取ることが出来ます。
ここに公的年金も入ってくれば夫婦でもらえる月々の受給平均額22万円ほどに、家賃年金が10万円入ってくるので32万円が年金収入となります。
自分の資金はほとんど使わずに年金収入は約1.5倍となります。

 

飯田橋は家賃が非常に下がりにくいエリアですが、多少家賃が下がる想定をしても少なくとも10万円程度の家賃収入は自分の手元に入ってきます。

完済された収益物件も手元に残っています。

無借金ですから売ろうと思えばいつでも売れます。

これだけです。

自己資金も使いません。
ローンを組んでワンルームを都心に1戸買う。
これだけで十分に年金対策になります。

築35年経過していても場所が良い不動産にはもちろん充分に値はつきます。

ざっと計算しましたが最低でも2,000万円の値は付くでしょう。
ということは2000万円の貯金を不動産が家賃という収益から作り出したということです。

次回はこれを他の年金対策と比べてみます。

不動産だけができる年金対策の特徴とは?Vol.2はこちら

 

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現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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