┃生命保険の種類について
生命保険には様々な形があります。
逓減定期保険、低解約返戻金型、貯蓄効果の高い終身保険、様々です。
通常生命保険は通常は一家の主が必要とします。
残される家族の為に入る訳ですが、十分な生活費を残してあげられるかどうかが重要になります。
しかし、貯蓄型の場合は保険効果は高くありません。
解約した際の返戻率は高いのですが、金額は支払った金額がよほど大きくない限りは十分な保険金をうけとれません。
結果、掛け捨てにはなっても保険金額を重視した保険に入っている方も多いのです。
この場合、保険金を同じ年に一度に受け取ってしまうと税金が高くなってしまう為、通常は逓減定期保険と言って、毎年少しずつ受け取る形になります。
例えば30歳から保険に入り、満期が60歳の保険の場合で、保険金が毎年100万円受け取れる場合は30歳の加入時になにかあった場合は100万円を30年受け取れるので3,000万円の死亡保障の保険効果があります。
しかし38歳で亡くなった場合は2,200万円しか受け取れません。
保険加入時の年齢により受け取れる期間が短くなるにつれ、受け取れる保険金額も少なくなります。
コストは終身保険よりも割安となりますが、解約時にはお金はほとんど返ってきません。
その代わり大きな死亡保障がつくということです。
実はこの保険金の受け取りの仕組みは不動産投資を保険代わりに持つ場合と酷似しています。
不動産の場合は家賃収入を産みます。
2,800万円の物件を購入し、年間100万円の家賃収入のある不動産をローンで購入した場合、運用途中で亡くなると、その時の残債が保険により完済されご家族に引き継がれます。
結果無借金のローンの支払いのないマンションからその後は家賃収入が100万円ずつ受け取れることとなり、逓減定期保険と酷似した効果を持ちます。
┃保険代わりに不動産投資を持つ場合①
しかし、生命保険と不動産から保険効果を得る場合とには大きな違いがあります。
それは不動産の場合は資産の価値があり、無借金である以上いつでも任意のタイミングで売却し、大きな資金に変える事ができる点です。
保険金の場合は残りの受取予定の金額を任意のタイミングで全額を受け取る事はできません。
┃保険代わりに不動産投資を持つ場合②
さらにもう一点。
不動産には受取の期限がありません。
建物がある限りは永続的に家賃収入を受け取る事が可能です。
保険なら満期の60歳以降も年金収入として家賃を受け取り続けることが可能です。
生命保険では60歳以降の支給はありません。
不動産は所有している以上は家賃を産みますし、さらには物件の売却もできます。
┃保険代わりに不動産投資を持つ場合③
最後に何よりも生命保険と違う点は、コストが圧倒的に安い事です。
場合によっては家賃収入で支払いが全て賄えれば事実上保険のコストはタダということになります。
生命保険と同じ効果を得るのに、コストはタダ。
夢の様な生命保険です。
さらに解約返戻金と同じ考え方でいけば、保険はほとんどお金が返ってきませんが、不動産なら売却していつでも大きなお金に変えられます。
当然どんな物件をもつかによっても効果は変わりますが、都心の好立地の不動産であれば古くなっても大きな資産価値を持っています。
生命保険とは比較すると、大きな資金を売却すればいつでも受け取る事が可能です。
とはいえ、生命保険の場合はエアコンが壊れて10万円とか、給湯器が壊れて20万円という出費はあり得ませんので、運用コストや金利、家賃の下落などを考慮する必要はあるでしょう。
しかし、不動産運用にかかるコストを全て勘案して考えても、同等の効果を持つ生命保険に入るよりもコストははるかに割安で、解約返戻金としての効果、また、純然たる投資の効果からいっても、不動産が生命保険に効果が劣るという事はまず考えられません。
不動産という皆さんにはイメージのつきにくい物ではあると思いますが、きちんと理解すればその保険としての効果は絶大なのです。
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