自宅を購入するだけで3,000万円も資産内容が変わる?!

2021/02/15

資産形成

自宅を購入で資産内容が変わる

 

自宅を購入するだけで3,000万円も資産内容が変わる!?

自宅を購入するだけで3,000万円もの資産内容が変わってしまう事があります。

 

これは単純に不動産に付く価格が、経時的にどう変化するかによります。

 

例えば5,000万円の自宅を現金で購入したとします。

 

もし、10年後売却しようとした時の価格が変わっていなかったら?

 

大抵の人は「損はしなかった」と考えるでしょう。

 

ここが違います。

 

10年経過して変わらない価格で売れたという事は、10年間もの間住宅費が全くかかっていなかったことになります。

 

ということは、本来賃貸で物件を借りていれば支払うはずの17万円もの賃料を10年間支払っていれば2,040万円分を得したのと同じ効果があります。

 

ではこの物件が10年後1,000万円価格が上がっていた場合で考えると、賃貸で17万円の賃料を支払い続けた人と比べれば3,040万円ものお金としての差が生まれる事になるのです。

 

たった10年でこの金額の違いが出ることに驚きませんか?

 

逆に1,000万円価格が下がる物件に住んでいれば、実質は1,000万円が10年間の住宅コストだった事になります。

年当たり100万円のコストですから、これでも賃貸物件に住むよりはよっぽどお得です。

 

住宅ローン5,000万円1%の金利35年ローンで借りて、月々141,142円支払うなら10年間の総支払は1,693万円となります。

10年後その時の残債は3,745万円となり、5,000万円で売れるなら差額でいえば1,255万円は返って来ることとなります。
利息として支払った額はたったの438万円です。
住宅ローン控除で払った利息も事実上はほとんど負担にならないはずなので、この場合も10年間住宅費はほとんど払わなかったことになります。

 

5,000万円の家といえばそんなに現実離れした価格ではありません。

皆さんの家でも同様の価格ということもあるでしょう。

 

でも購入した自宅で10年後の資産状況が数千万円も違うとしたら?どうですか?

 

住まいサーフィンというサイトではエリア別で竣工年別中古マンション価格の値上がり率を発表しています。

 

自分が購入したマンションの竣工年立地に該当する箇所の騰落率をクリックすれば偏差値が表示され、「大吉」「中吉」「凶」などとおみくじ形式で判定されるようです。

自分の持っているマンションが「凶」と診断されたら凹みそうですが…。

 

こういった資産価値のおおよその目安を知るためのサイトも増えていますので、相場にうとい方でも簡単に判断できる時代になりつつあります。

 

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室田がご相談に乗ります。

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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