エリート共働き夫婦の末路「タワマンを買った人は五輪後、本当の地獄を見る」 賢い投資家はすでに売却している

2020/03/15

業界ニュース ,

日本人の生活にマンションという居住形態が誕生しておよそ60年になる。現在ではマンションストックは全国で約650万戸にも及び、いまや日本人にとってごくありふれた住宅になったともいえよう。中でも最近脚光を浴…

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記事の要点

  • タワマンは憧れの存在だったものの、2019年10月の台風19号では水害に対して脆弱のが露見し築15年以上のタワマンでは雨漏りが目立ちはじめている。首都剣のタワマンの多くが湾岸エリアにあり潮風が強く、高層であるため強風の影響を受けやすい。常に小さな揺れが生じており地震による強い揺れにも襲われている
  • 2000年以降に建築されたマンションの多くが、東京五輪以降に築20年を超え大規模修繕の時期を迎える。作業日が限られ長引きやすいこと、非常用発電機も経年劣化により15年~20年で交換、タワマンのエレベーターも高性能のため更新工事をする場合大変な金額になる。今後この問題をすべて負っていくのは所有者であり、高額なメンテナンス費用を永遠に負担しなくてはいけない。
  • タワマンは当初、東京五輪による価格上昇を狙っていたものの、賢い投資家はすでに売却。本来不動産が価値を有するのは、土地であって豪華な建物ではない。河川沿いや海岸沿いを避けた広尾や青山・六本木の不動産価値は今後も保たれる。タワマンは空き住戸が目立つようになると資産を保つのが難しくなる。
  • 現代のニュータウンことタワマンになり、夫婦共働きゆえ世帯年収が高くなる。無理をして手に入れたタワマンも災害に弱く、維持費に膨大なコストがかかり資産性が高いとはいえない。

インターネットユーザーの声

「良記事。 実はタワマンに魅力を感じない。 「不動産が価値を有するのは土地であって豪華な建物ではない」という記述はまさにそのとおりである。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告タワマンを購入していれば、資産的価値も高く値崩れしにくいと思っている人は多いと思います。東京五輪の前に売却していないと、新型肺炎の影響で経済の悪化が予測できる今、正直厳しいのではないでしょうか。しかもパワーカップルで両方の世帯年収でタワマンを購入している人など、今後より厳しくなっていくのでは?そのときになって早く売却しておけばよかったと後悔することになりそうですね。By 匿名ユーザー

問題を報告ニュータウンを例に出しているのがわかりやすい。タワマンはマンションの価値ばかりを重視しているに過ぎず、本来重視しなくてはいけない土地の価値を後回しにしてしまっています。経年劣化で大規模修繕が必要になるのがちょうど今とはいえ、タワマンに対しての考え方から見直す必要があるのではないかな。毎月高いローンを払って維持するべきものなのか、疑問に思ってしまいますね。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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