地銀、積極融資の反動 粉飾見抜けず不良債権に

2019/12/24

業界ニュース ,

低金利と人口減に苦しむ地方銀行に、積極的な融資の反動が目立ち始めている。収益の確保を焦って融資の審査が甘くなり、粉飾決算を見逃して損失を被る例が続く。住宅ローンでも個人の収入に見合わない貸し出しが増

出展:地銀、積極融資の反動 粉飾見抜けず不良債権に | 日本経済新聞 電子版
続きを読む

記事の要点

  • 低金利と人口減で苦しい地方銀行に、積極的な融資の反動が目立ち始めた。
  • 融資の審査が甘くなり、粉飾決算を見逃して損失を被る例が続ている。
  • 貸し出しに頼るビジネスモデルを変革しないと、地銀の未来はない。

インターネットユーザーの声

「こういったニュースが多い年だったように感じる2019年でしたね、、 融資がますます渋くなってきてしまうんだろう、と感じてしまう内容でした」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告確かに、地方銀行の不祥事が最近は目立っていますね。地方銀行としては、融資しないと収益を出せないだけに、焦ってしまうのかもしれません。しかし、その結果が不良債権であり、後々に苦しくなります。粉飾決算などについても、見抜くのが銀行の技量です。銀行の質も悪くなっているのかもしれませんね。また、地方銀行は苦しいのはわかるが、苦しいのは銀行だけではありません。低金利で厳しいというのは、言い訳だと思います。By 匿名ユーザー

問題を報告地方銀行は低金利の影響をもろに受けていて、厳しい状況が続いています。しかし、だからといって不正融資などをしていいわけではありません。お金を扱っているだけに、銀行は信用が大事です。信用を失うような不正融資や不祥事は、銀行にとって大きなマイナスになるでしょう。また、銀行は金貸し以外の方法で収益を出せるようになるべきです。そうしないと、健全な経営ができなくなって、再び不正融資などを行う可能性が高いと思います。By 匿名ユーザー

この記事へコメントする

監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

PAGE TOP