引っ越し難で賃貸成約減 不動産仲介の倒産増加

2020/03/18

業界ニュース ,

賃貸住宅の入居契約が減っている。不動産情報サイトに登録された物件の首都圏の成約数は1年以上マイナスが続く。既存物件の入居率は高いものの、転勤の減少や人手不足による引っ越し難が影を落とす。身軽に移れる

出展:引っ越し難で賃貸成約減 不動産仲介の倒産増加 | 日本経済新聞 電子版
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記事の要点

  • 賃貸住宅の入居契約が減り、首都圏の成約数は1年以上マイナスが続いている。既存物件は高く、転勤の減少、人手不足による引越し難によって、月決め契約物件の需要が高まっている。仲介する不動産会社も倒産が目立ち始めた
  • 稼働率は悪くないものの、物件仲介に繋がる移動は落ち込み傾向。働き方改革、学生も地方出資者の減少によって増えにくくなっている。引越し業界の人手不足、家賃の上昇によって住み替えを諦め契約更新を繰り返すケースが増加。家具家電付き、初期物件を抑えられる月極マンションの広がりも要因になる
  • インドの格安ホテルOYOホテルの参入で、個人向け短期賃貸住宅サービスを開始。不動産業者同士の競合も厳しく仲介業者が淘汰される可能性がある

インターネットユーザーの声

「不動産屋の倒産増加を無理矢理引越しとか理由付けた、中学生の作文みたいな記事。 不動産屋は景気悪なったら潰れるようになってんねん。」、「月ぎめで全国一律で借りられるサービスがあったはずで。 興味があります」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告今の部屋を引越したいと思っても、家賃は高いし仲介手数料が高いともなれば初期費用も必要になります。正直そんなお金を用意するのは難しい人が多いんじゃないかな。私のまわりにも今の物件には滿足できていないけど、30万円ぐらいかかる初期費用で諦めている人いますよ。OYOホテル&ホームズの影響もあるとは思いますが、働き方改革で転勤しない人も増えています。不動産仲介業者も仲介手数料がないと儲かりません。倒産は仕方ないのではないでしょうか。By 匿名ユーザー

問題を報告不動産仲介業者が多すぎるのもあると思いますよ。だって街を歩けば駅から徒歩圏内にどこかしらの業者がお店を構えています。それだけ仲介料が儲かるんだなーって。時代の変化によって需要が下がってしまっているのもわかりますが、今は初期費用をできるだけ安くしたい人が多いわけで、インターネットから気軽に物件も探せます。結局、仲介手数料が安い不動産仲介業者を選びますよ。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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