「ヒルズに留まって」森ビル、グリー慰留の手札 | 不動産

2020/11/24

業界ニュース ,

10月27日にゲーム事業などを展開するグリーが発表した2020年7~9月期決算短信が、スマホゲームからは縁遠い不動産業界の話題をさらった。耳目を集めたのは業績ではなく、短信の最終ページに掲載された「重要な後発…

出展:「ヒルズに留まって」森ビル、グリー慰留の手札 | 不動産 | 東洋経済オンライン
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記事の要点

  • グリーは六本木ヒルズ森タワー(東京・港区)から本社の移転を計画、移転先のビルにはすでに入居を申込んでいたが、森ビルから「新たな提案」を受けた結果、グリーは申込みを撤回。約7億円の違約金が発生した。
  • 空室が逼迫していた昨年までとは違い、コロナ禍で空室が増えた現在では移転先オフィスの選択肢が格段に増えており、ビルオーナーによるテナントの囲い込みが加速している。
  • ビルオーナーの提示する「特典」は、入居後一定期間の賃料を無料にするフリーレントや、オフィス縮小の潮流を受けたフロアの「小割り」だが、賃料そのものの減額は最後の切り札として温存。

インターネットユーザーの声

「最初から移転する検討があると賃貸人に伝えてたら違約金払わず今回と同じ条件出てきたんかな? 」、「名を捨てて実を取ったとか余計なお世話だけどw10年前によく聞いたような話が繰り返される世の中になってきてますね・・・」、「立地そのものの利便性や機能性ではなく立地のブランドで集客したり賃料上げたりしてきたところはコロナ禍以降大変よな……とは思う。 べつに六本木じゃなくていいし銀座でなくてもよくなってるんだもの。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

じぇぴりーこれだけ超大型のオフィスビルが次々に建ったら、そりゃあテナントの取り合い競争は厳しくなるな。By じぇぴりー(公式)

問題を報告オフィス賃貸の市況はこの1年で180度くらい変わった。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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