金利が安いうちに不動産が欲しい
量的緩和でマイナス金利が長く続いている現代、もはや金利が安い事が当たり前になりつつありますが、そもそもマイナス金利というのは状況としては異常な状態です。
金利を生むはずのお金がマイナス金利でお金が減る計算となっています。
日本では一般の預金金利は現在はマイナスになる事はありませんが、他国では預金金利すらマイナスとなる銀行も存在します。
お金を預けるとお金が減る銀行。
そんな銀行にお金を預けるメリットはありませんよね。
そうなってしまうと急激に預金が引き出される事になるので現在はマイナス金利下でも預金金利はギリギリプラスになっていますが、実際に銀行はマイナス金利の影響によるペナルティを負担しています。
銀行はお金をそのまま置いておけば損をするだけなので、わずかでも金利を付けて積極的に貸し付ければ多少でもプラスにすることができるので、積極的な貸し付けを後押しして景気の底上げを狙う目的で始まったのがマイナス金利です。
バブル崩壊以降すでに30年以上もの時間が流れていますがその間に日本が金利を上げられたタイミングはリーマンショックの直前に政策金利が0.25%ずつ二段階上がった0.5%の上昇のみです。
実際はリーマンショックの煽りを受けて再度金利を引き下げざるを得なくなっています。
30年もの間ほとんど明確な景気回復の機会を得ずここまで来てしまっている日本。
もはや景気が昇って行かないのが当たり前の様に感じています。
世界の景気は成長している!?
しかし世界はそうではありません。
先進国もほとんどの国は人口も増加しており、その分車も家も携帯電話も必要になっています。
後進国に至っては人口もかなりの勢いで増加しており、都市部は急激な開発が今も急ピッチで進んでいます。
平均所得も上昇し中間所得層の人数も増え続けています。
その中で日本は人口が減少期に入り今後減少速度が加速して老人の数が増えていきます。
内需が伸びていく事は想定しにくい状況ですが、世界の景気が回復すれば日本にもある程度大きな影響が出てくるでしょう。
およそ10年に一度はなにかしらの経済ショックの影響を受けて経済は乱高下しています。
ブラックマンデー、オイルショック、バブル崩壊、リーマンショック、テロや戦争、自然災害、ウイルスの蔓延など、むしろ何もない10年を探す方が難しいのですが、それでも平均して見れば経済はゆっくりと成長しています。
今後インフレになる事があるとすれば当然金利は上がることになります。
景気に乗じて物価も上がり、金利も上がる可能性は高いといえます。
先進諸国の中でも住宅ローンなどの金利水準において今の日本は世界でも最低水準です。
数千万円もの資金が超低金利で借りられる。
このメリットの大きさを正確に捉えている方はこの機会を逃すまいと積極的に動いています。
しかし不動産に起因する不正融資や諸問題が事件としてニュースにもなり度々取り上げられた事により、不動産投資に関しては融資の引き締めがこの3年程は続いています。
この1年間だけでも関連の金融機関の融資条件は何度も改定され、その度に融資の幅は狭くなってきています。
年収300万円台でも融資が受けられた金融機関は取り扱いが無くなりました。
年収400万円台から融資していた金融機関も現在は500万円以上に規定が変わっています。
ワンルームマンションは18㎡を切ったり、昭和の物件の場合融資が受けられなくなってきています。
40㎡以上の広さの物件も融資を取りやめています。
畳のお部屋が入っている場合も融資が受けられません。
45年ローンも廃止されました。
皆さんの知らないところで融資の条件はどんどん引き締められています。
金利が極限まで安くなっている今の様な状況はいつまでも続くわけではありません。
少しでも有利な条件が整っている内に状態のいいローンを組んでおきたいという方は皆さんの想像以上に増えています。
自宅であれ投資不動産であれ低金利の時代の借り入れによるメリットは莫大な金額になります。
今だからこそ出来る事。その選択肢を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。